動かぬ右手を動かす

あれっ!
右手に力がはいらない。
握った手が開かない。

病院のベットの中で
点滴が続き
恐怖と不安で頭の中は
パニックでした。

集中治療室3日目
理学療法士さんが現状把握
にこられる。

ふらふらだけど歩く。
握力は左手の半分。

握った右手の指を一本ずつ丁寧に
伸ばす。
手のひらは汗で濡れていた。

また自分の意思とは関係なく
握っていく。

それをまた丁寧に伸ばす。
こうしてリハビリは始まった。