地域コミュニティと人付合い

私は、長年健康サービス産業といわれる
主にスポーツクラブを経営している企業でお客様に
ご利用いただく側の仕事をしておりました。

スポーツクラブは、ある種テーマパークと同じように
健康やストレス解消、トレーニングからカラダ作り
そしてコミュニティへの参加など、人と健康をテーマにして
様々な楽しみ方で施設をご利用いただく施設産業の一面を
持っています。

テーマパークと大きく違う点は、商圏が狭い範囲からの参加型
で地域密着型のビジネスモデルという点です。

すなわち、地域コミュニティといかに共存共栄できるかで
そのクラブの成否が決まります。

そこで問われるのが、スタッフのコミュニケーション力
もちろんサービス業ですから基本的な接客接遇力は問われる
わけですが、いかに地域の皆様とコミュニケーションを図れるかで
クラブの性格が決まるといってもよいと思います。


最近、このコミュニケーション力が課題になっています。
少し自分の身の回りを振り返ってみると
毎日お仕事に出ている方々は、勤務先で多くの人と話したり
挨拶したりお名前と顔が一致する人がたくさんいらっしゃると
思います。

しかし、家の周りのご近所・町内会ではいかがですか?
ご近所のご家族の皆様、お顔がわかり町中で合っても挨拶が
かわせるでしょうか?

残念ながら、私もまだまだ自分の生活拠点となる住まいの
近隣はわからない方がたくさんいらっしゃいます。

会釈していただいて、会釈をお返ししますが、
はて?
今のはどなただっけなー???
と考えることがよくあります。

日常的に、広範囲で様々な年齢幅の方とのコミュニケーション
をとる時間が減ってきたと感じています。

そのことが直接原因ではないにしても、幅広い年齢層と
気さくに話をすることが苦手と感じる人が増えたと
実感しています。

各地域には、行政が管轄しているコミュニティセンターが
あり、活動をしていますが調べる限りでは利用の実態としては
思わしくありません。

地域には、公共のスポーツ施設、体育館やプール、トレーニング室
なども用意されています。

残念ながら民間の経営するスポーツクラブと連携はしていません。

”営利”という大きな壁がありますからね。

しかし、実家の青森もそうですが、超高齢化が着実に進んでおり
地域コミュニティの意味や役割をもっと考えていかなければ
本当に、孤独・・・という切ない問題が差し迫っております。

やはり、”公民館”的な地域拠点を再考していかないと
いけないかなー
悩ましい・・・