時代の流れと供に色々な技術が発達してきました
先日のブログでもご紹介のあったコンパクト化されたお墓などなど
そんな中今日僕がご紹介したいのは『大谷石』
この業界に入って初めて覚えた石の名前です
最近では新品の大谷石を見かける事が少なくなってきました
色々調べてみるとかなり優れた性質の持ち主
大谷石は昔は良くお墓に使用されていましたが最近では値段も安くなかったり
手に入れるのが難しかったりと様々な理由から今は御影石が主流となってきました
そもそも大谷石って???
聞かれても『古いお墓でボソボソになってるあれ?』
くらいなら分かる方も多いのでは?
大谷石は栃木県宇都宮市大谷付近で採掘される石材で
『火に強く』
『軽い』
『柔らかく加工が簡単』
『吸湿力に優れる』
『消臭力がある』
などすごく良い石材なのはもちろんですがその独特の素材感、質感を建物の
中に取り入れたいといったニーズもあります
良く目にするのは家の塀だったり飲食店の内壁などにも使用される事もあるそうです
大谷石は江戸時代に本格的に採石が始まり明治時代には高級石材として知られるように
なったそうですが、コンクリートや御影石の普及で少しずつ低迷していってしまったのです・・・
市場では様々な石で出回っていますがこのように歴史ある石は大切にしていきたい
ですよね
参考までに
御影石 大谷石
ちなみに気になるお値段ですがサイズや加工状態で様々ですが
現在ではやはり希少価値が高く幻の石とでも言っておくのが良いかもしれないです
さすが明治の高級石材
本日担当 Y.satou