最近、私はよく考えます。
「これから何を残していくのか」
そしてもう一つ、
「誰と、どんな仕事を育てていくのか」
ということを。
私はこれまで、長い間、技術や事業の世界に関わってきました。
その中で何度も見てきたのは、
最初から完璧だった人が成功するということではありませんでした。
最初は技術に詳しくなかった人でも、
仕事を任され、学び、失敗し、考え、
少しずつ自分の言葉で説明できるようになる。
やがて、お客様から信頼されるようになり、
自分の仕事として育てていく。
私は、そういう姿を見るのが好きでした。
■ 技術を「売る」だけでは、少し違う
今、私たちの会社には、
まだ十分に世の中へ広がっていない技術があります。
たとえば、地下水や自然エネルギーを活用した空調技術。
工場や施設、農業、畜産など、
さまざまな現場で、省エネルギーや暑熱対策のために取り組んできました。
地下水が使える場所では、その力を活かす。
地下水が使えない場所でも、
チラーやさまざまな技術を組み合わせて対応する。
そんな仕組みを、長い間つくってきました。
けれど今、私が探しているのは、
単なる「販売代理店」ではありません。
商品だけを売って終わる関係ではなく、
この技術を学び、
自分の仕事として育て、
その先でお客様や仲間を豊かにしていく人
と出会いたいと思っています。
■ 最初から専門家でなくてもいい
私はこれまで、
人が育っていく姿を何度も見てきました。
だから、最初から何でも知っている必要はないと思っています。
大切なのは、
誠実であること。
学ぼうとすること。
人との縁を大切にすること。
家族や仲間を大切にすること。
そして、
「自分の仕事をつくりたい」
という気持ちがあること。
それがあれば、
技術や知識は少しずつ身についていきます。
むしろ、技術だけ知っていることより、
その人自身の経験や人柄、人とのつながりの方が、
仕事では大きな力になることもあります。
■ 森の中に、自分の仕事の部屋を持つ
私たちは今、
FIRST LIGHT COMMUNITY
という考え方を育てています。
少し不思議な名前かもしれません。
でも、イメージはとてもシンプルです。
「森の中に、自分の仕事の部屋を持つ」
ということ。
本当に森の中に建物をつくるという意味ではありません。
一人ひとりが、
自分の経験
人脈
専門性
アイデア
得意なこと
を持ち寄って、
そこから小さな仕事や事業を育てていく。
そんなバーチャルな「森」をイメージしています。
■ できることは、一人ひとり違っていい
人によって、できることは違います。
ある人は、人を紹介することが得意かもしれません。
ある人は、営業が得意かもしれない。
ある人は、技術を理解して説明することが得意かもしれない。
またある人は、地域に詳しいかもしれません。
だから、全員が同じことをする必要はありません。
たとえば、
技術や商品を必要としている人を紹介する
営業や販売を手伝う
専門家としてアドバイスする
新しい用途を一緒に考える
自分の小さな事業として育てる
将来は独立した仕事にしていく
そんな形があってもいいと思っています。
最初は本当に小さくていい。
一つの紹介から始まってもいい。
一つのお客様から始まってもいい。
■ ビジネスとして育つ可能性もある
私は、ただ「夢のある話」をしたいわけではありません。
仕事として続くためには、
ちゃんとお金が循環することも大切です。
紹介した仕事が契約になれば、
その役割に応じて利益が生まれる。
商品を販売できれば、販売利益が生まれる。
技術を学び、専門性が高まれば、
技術支援や顧問のような仕事にもつながる。
さらに大きく育てば、
自分の事業として独立することもできるかもしれません。
もちろん、最初から大きな話にする必要はありません。
小さく始めて、育つものだけを育てる。
私はその形が好きです。
■ 私が残したいのは、技術だけではない
年齢を重ねると、
「何を終わらせるか」
という話が増えてきます。
でも私は、少し逆のことを考えています。
人生の後半だからこそ、
もう一度、新しい仕事を始めてもいい。
そして、自分だけのためではなく、
誰かに仕事を手渡す。
誰かが成長する。
その人の家族や仲間も少し豊かになる。
そんな循環を残せたら、
それは一つの大きな財産になるのではないかと思っています。
■ 一緒に学び、一緒に育てる
私は、技術だけを渡したいのではありません。
一緒に考えて、
一緒に学んで、
一緒に育てたい。
そしていつか、
私が前に出なくても、
その仕事がちゃんと動いていく。
そんな形になれば、とても嬉しいです。
良い技術を、良い人へ。
そして、その先の人たちへ。
■ もし少しでも心が動いたら
もし、
「これは少し面白そうだな」
「自分の経験が何かに使えるかもしれない」
「こういう仕事なら少しやってみたい」
そんなふうに感じた方がいたら、
まずは気軽に話をしてみませんか。
いきなり契約や大きな事業の話ではありません。
まずは、
「どんなことができそうか」
を一緒に考えるところからでいいと思っています。
森の中に、
自分の仕事の部屋を一つ持つように。
そこから、新しい物語が始まるかもしれません。
FIRST LIGHT COMMUNITY
少しずつ、育てていきたいと思っています。
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