あらすじは公式サイトより引用。

<あらすじ>

亡くなった祖父譲りのあやかしを見る力があった葵は、いつものように野良あやかしに餌付けをしながら大学へと向かっていた。だが途中の鳥居の前で見たことのないあやかしと出会い、かくりよの老舗宿"天神屋"へと連れ攫われてしまう。そこで葵は、祖父の借金のカタに鬼神の大旦那の嫁になる約束が交わされていたことを告げられるのであった・・・・・・。

 

<感想>

葵は小さい頃から妖が見える力を持っていて、小さな河童の妖にきゅうりをあげていた。途中、葵は鳥居の下に座っていた鬼の面をつけた妖がお腹が空いたというので自分のお弁当を差し出す。その妖はお弁当を食べながら、「おいしいよ、葵。」と告げる。そのまま大学へ。葵は小さい頃から妖が見えたせいで母親から疎まれ、捨てられた。施設に預けられた葵を引き取ったのは祖父、その祖父も先日、亡くなった。帰り道、鳥居の下に置かれた手ぬぐいに包まれたお弁当箱を見つける。手拭いについていた簪に見とれていると手ぬぐいが勝手にほどけ、文字が葵の全身を包み、目を覚ますと見たことのない部屋にいた葵。目の前にいた大旦那から花嫁と言われ、驚く葵。部屋にいた他の妖達は反対。部屋の外に出た葵は見たことのない景色に驚く。葵の隣に来た大旦那はここはかくりよの宿・天神屋と。そして、祖父の史郎が天神屋で借金をして、自分が借金のカタとして大旦那の嫁に差し出されるということを知る葵。葵は嫁になることを拒否。すると大旦那が花嫁殿に地獄の折檻コースをと命じる。中身はただのお風呂と浴衣を着せられるだった。そこに大旦那が来る。葵は大旦那から祖父の借金が1億と告げられ、葵は私が返す、働いて返すと大旦那に告げる。夜、目を覚ました葵の元に九尾の狐で若旦那の銀次がおいなりさんを持ってきてくれる。葵は銀次に大旦那とは結婚しない、働いて祖父の借金を返すと告げる。次の日、葵は天神屋で仕事を探すも見つからなかった。天神屋の廊下を歩いていた葵は壁に大量の矢印マークを見つけ、進むと離れがあった。中に入った葵に銀次が声をかける。銀次によるとここは2日前まで小料理屋だったが、建物自体を壊すことになったと。ここは鬼門中の鬼門で茶屋、土産物屋、遊戯場、小料理屋全てだめだったと。今は残った食材や備品の片づけをしていた。葵は銀次に少し食材を使ってもいいかと聞き、そろそろお腹空かないかといい、昨夜のおいなりさんのお礼に何かうつしよの物で食べたいものはと聞くと、オムライスと。ケチャップがないのでお醤油を使った和風オムライスを作り、銀次に出す。銀次はオムライスを食べ終えると「葵さん、ここで食事処を開きませんか?」と提案、その言葉に驚く葵。