あらすじは公式サイトより引用。
<あらすじ>
巴衛たちが見た12年前の奈々生は、幼くして波乱万丈であった。母を亡くし、ギャンブル好きの父は家を空けがちだったが、それでもひとりでたくましく育っていた。その様子を瑞希は見ていられなくなり、奈々生を過去から連れ出そうとするが、逃げられてしまう。そんな奈々生を巴衛は抱き上げ、奈々生を笑顔にするために欲しいものを与え、行きたい場所に連れて行く。しかし、時折寂しそうな表情をみせる奈々生に巴衛は......
<感想>
奈々生の様子を外から見る巴衛、瑞希。母親は奈々生にずっとそばにいられないから、もし、自分がいなくなったら、1人で頑張るようにいう、戸締りも家のことも全部と。その後、母親が亡くなり、父親のたばこの不始末で家が家事になる。小学校からの帰り道、同級生にサンタにクリスマスプレゼントを何をお願いしたのかと聞かれた奈々生は超現実的な発言をし、同級生に変と言われる。瑞希は奈々生の発言が昼ドラみたいで見ていられないと奈々生の元に行くが、警戒されたうえ、人攫いといい、走り去るが巴衛にぶつかる。巴衛は奈々生を抱き上げると「人攫い(瑞希のこと)が来た、逃げるぞ。」と告げ、跳んでその場を後に。奈々生と歩いていた巴衛は周りの景色が一部だけやたら鮮明なことに気づく。その後、アイスを与え、ファミレス、海へと行く。海辺で奈々生はお日様が沈んだらみんな家に帰ってしまう、家に帰りたくない、家には誰もいない、奈々生しかいないと。その言葉を聞いて巴衛は「今だけだ。お前はそのうち嫌になるくらいにぎやかな社の主になる。」と告げる。奈々生は自分が結婚して新しい家族ができるってことなのかといい、自分は男運が悪いから結婚しない、1人で太ると。巴衛は自分なら奈々生を幸せにしてやれる、俺ほど当てになる男はいないと告げると、奈々生は自分のことがちゃんと好きなのかと巴衛に聞くと、巴衛は「好きだとも。これで、お嫁に来てくれるかい?」と奈々生の手を取って答える。直後、巴衛は勢い余って求婚してしまったと混乱し、この後どうやってごまかそうかと。そこに奈々生を背負った瑞希が来て、巴衛に幼い奈々生に何をしたかは黙っといてあげると告げると、本当かと答える巴衛。何かしたことを察知した瑞希は巴衛とケンカになるも、起きた奈々生が止める。巴衛は奈々生が覚えていたとしても夢の中の出来事だと納得するも、奈々生の全然覚えていないの言葉にショックを受ける。そのまま3人は年神の社に向かって歩くが、巴衛が途中でやわらかいものにぶつかる。すると上の方から声がして見るとそこに巨大なはさみを手にした年神がいた。年神は年が明ける前にこいつの毛を刈らないと告げ、奈々生達が見るとそこに羊の顔があった。巴衛が十二支の羊と。年神によると来年はもふもふがはやるといって毛を刈りたがらないとのこと。すると奈々生が「こんな素敵なもふもふを持っているんだもの。ここでじっとしているより、みんなに見てもらった方がいいでしょ。」と言うと、毛を刈ってもいいという表情をし、年神は毛刈りをする。奈々生達は新しい札を貰い、年神の社を後にする。ミカゲ社で奈々生は初詣用のお札を作ってみたというも、巴衛に握りつぶされる。出雲大社では大国主が祖母のイザナミを電話で話し、沼皇女は小太郎に新年にミカゲ社に行こうと誘い、鞍馬の元には牡丹丸、翠郎、二郎が来る。翠郎が世話になった土地神の社に案内して欲しいと告げた時、鞍馬は二郎が奈々生に会うために着いて来たことを察する。大晦日。護に雪だといわれた奈々生は部屋の外に出て、雪を見ていると、「今だけだ。お前はそのうち嫌になるくらいにぎやかな社の主になる」という巴衛に言われた言葉を思い出すが、誰に言われたかまでは思い出せない様子。護にみかんをむいてほしいと言われ、むいて食べさせてあげる奈々生。瑞希は奈々生にお母さんみたくお嫁に行ったりしないで、ずっと自分のご主人様でいてと告げる。巴衛は瑞希の頭に足蹴り。奈々生は「大丈夫。私は結婚なんてしないわよ。多分。」と告げ、その言葉を聞いた巴衛は目元を赤くする――。