あらすじは公式サイトより引用。
<あらすじ>
飯倉という地で子どもが神隠しにあい、その1年後、変わらぬ姿で発見された――。成長を止めた自分と似た話が気になった信乃は、荘介とともに飯倉へと向かう。調査のため、小学校へ入学した信乃は、そこで学級委員の犬江仁と、神隠にあったという少年・章彦に出会う。ひと言もしゃべらず、水しか飲まない章彦の異様な雰囲気が気になる信乃だったが、やがて、章彦の周りで不思議な現象が起き始める。
<感想>
莉芳は信乃に神隠しを知っているかと聞く。知っていると答えた信乃に飯倉という地で最近、神隠しにあった子供が見つかったと。病気がちな母親のために桔梗の根を探しに行ったきり、行方不明になったが、1年前と変わらない姿で帰って来た。信乃は山の神様にでも気に入られたんだろうという。それを聞いた莉芳は成長期の子供が1年前と変わらない姿で戻って来たといったと告げ、会ってみたくはないかと。信乃は小学校に通うことに。席は学級委員の仁の隣。席に着いた信乃は髪が白い少年・章彦の姿を見る。仁は信乃に章彦のことを事情があって最近復学したので、1つ上と説明。旅館に戻って来た荘介は女将から暗くなったら信乃を絶対に外に出さないようにいう。放課後、信乃は席に座ったままの章彦のすぐそばにある窓が植物の根で覆い尽くされた光景を目にする。次の日、信乃は仁が章彦といつも一緒にいることを知る。信乃は学級日誌を職員室に置いてくるという仁から章彦のことを見ていてほしいと頼まれる。外で仁のことを待っていると突然、地面から植物の根が出てくる。信乃が驚いていると章彦が「行けない。そっちには行けないんだ・・・。」というと、植物の根は消える。夕方、旅館にゝ大が訪ねてくる。荘介はゝ大の姿を見て、列車での出来事を思い出す。そこに仁と信乃が返ってくる。仁はゝ大との再会に喜ぶも信乃はげっとなっていた。朝、荘介は清々しい朝だといい、信乃を起こすも部屋の中はお札でいっぱい。仁は小さい頃ゝ大に命を救われたと。信乃は学校で章彦と共に階段から落ちるが、その時、章彦の腕を掴んだ信乃は脳裏に桔梗の花が浮かぶ。起き上がった信乃は章彦の服が濡れ、床が水浸しになっていることに気づく。診療所にいる章彦の父親が目にしたのは奥さんが荷物を詰めている姿。なんでも調子がいいから一時帰宅の許可を取ったとのこと。一方、信乃は仁に山へ入る道を教えてほしいと頼む。家に着いた章彦の母親は章彦と再会。山に入った信乃は桔梗の花が群生している場所を仁に聞く。信乃は桔梗の花も必要だったんじゃないかと。章彦の腕を掴んだ時、見えたと。信乃が突然走りだす。章彦は「おかあ・・・さん。」といい、正気に戻る。母親は章彦を抱きしめながら、もう桔梗の花を取りに行かなくていいと告げる。信乃は荘介が腕を掴み、無事。荘介も目の前に広がる桔梗の花の群生に驚く。家の庭に一輪の桔梗の花、桔梗の花は「これで、約束は果たした。」と。母親は章彦に夕食を何にするか聞き、今の時期なら鍋、章彦も手伝ってと話しかけている途中で、章彦は砂になっていく。そのことに母親は気づきながら涙を流しながら話しかけつづける。最後に残ったのは章彦が来ていた服のみ。崖下に降りた信乃達はそこで桔梗の花の根に絡まって倒れている章彦を発見する―。桔梗の花「自分の母に花を。それがこの子供の願いだったから。」と。次回、第22話「天巡」。