あらすじは公式サイトより引用。

<あらすじ>

花街の近くにある教会で、子供たちに読み書きを教えることになった信乃。子供たちは信乃に反発して遊びに行ってしまうが、ひとりの少女だけが、信乃に絵本を読んでほしいと頼む。その少女・佳穂は生まれつき目が見えなかった。次の日、佳穂に「青い鳥」を読み聞かせていた信乃は、佳穂から、顔も名前もわからない人を思い出すにはどうしたらよいかを尋ねられる。

<感想>

信乃は教会で子供達に読み書きを教えることを最初は拒否するが、荘介が自分の仕事である、「ボロ教会の屋根裏で本格的にネズミ退治です。やります?」の言葉を聞いた信乃の顔は青ざめ、子守が決定する。教会の子供達は信乃の言うことを聞かずに騒ぎ、ついには外に出て行ってしまう。直後、信乃の服の袖を一人の少女がひっぱり、本(青い鳥)を読んでほしいと来る。信乃は少女の顔を見て目が見えていないことに気づく。荘介によると少女の名は佳穂といい、生まれつき目が見えないという。最近は外国の童話がお気に入り。何か探しておくという荘介に信乃は持っていた、青い鳥の本を差し出す。帰りは信乃一人。荘介は教会に泊まる。信乃が歩いていると大黒堂の主人に声をかけられる。主人は信乃に試作品の肉まんを差し出し、味見を頼む。信乃は次々に食べ、こうした方がいいと改善点を告げる。次の日、信乃は佳穂に青い鳥を読んであげる。その時、佳穂は信乃に「顔も名前も知らない人を思い出すにはどうしたらいいのかな?思い出すだけで大切な人に会える?」と聞かれる。翌日、佳穂と一緒にいる信乃の元に大黒堂の主人が来る。試作品を作りなおしたとのこと。早速、食べた信乃は感想と改善点を告げるも一気に言われるとわからないとのことでメモ帳に信乃が書くことに。書き終えたメモ帳を受け取った主人は信乃に礼をいい、立ち去る。佳穂は信乃に何で自分は佳穂なのかと言う。信乃は佳穂って誰がつけたのかと聞くと捨てられた時に名前が書いてあったと言うと信乃はつけたのは親だなといい、地面に木の棒で「佳穂」と書く。だが、その名前を篤志という少年が消してしまう。古那屋に顔を出した荘介は女将から大黒堂の主人がひと月前に亡くなったと聞かされる。教会にいる荘介の元に佳穂が来て、シスターが呼んでいると荘介を呼びに来る。差し出された荘介の手を握った佳穂は「優しい大きな手・・・。なのに、冷たい手のひら。」と。その後、信乃、荘介、毛野は教会を後にする。佳穂は蒼にぶつかる。蒼は佳穂の目が見えていないことに気づく。蒼は佳穂に名前を聞くと、強力な護符になるから名前を大事にするように告げる。佳穂は蒼に「あなたは誰?」と尋ねると蒼は「俺も荘介だよ。まっ、今は蒼でいいけどさ。」、佳穂の頭に手を乗せ、「じゃあな、佳穂。」と告げ、去る。佳穂は「荘介先生と同じ、優しい手のひら。けど、温かい。」と感じた。次回、第17話「無明」。