あらすじは公式サイトより引用。
<あらすじ>
塔子の声真似をした妖怪が、家に入り込んでしまった。友人帳に名のある「カリカミ」という妖怪を呼び出したいのだという。夏目をえさに「カリカミ」を呼び出そうとする「ヨビコ」と名乗るその妖怪は、夏目に、「カリカミ」は古紙を修正する力を持つ妖怪であること、雨ざらしで開くことのできない手紙を開いてほしいということを告げ、その理由を語り出すのだった。
<感想>
夏目の前に声真似が得意なヨビコと名乗る妖が現れ、夏目に友人帳を寄越せと迫るも、殴られてしまう。力では勝てないと判断したヨビコは持参してきたお土産を出し、今度は貸して欲しいというも、拒否される。夏目にカリカミという妖を呼び出してほしいと頼む。そして一通の古びた手紙を見せる。ヨビコは元々、狩山山道の古木に住んでいた。その古木の前を一人の人間の女性が通るようになった、それも毎日。ヨビコは女性が心配になり、後をつけると古いお堂があり、そこに一人の男性の姿が。その女性は男性の姿を見ると嬉しそうに笑った。2人は逢い引きをしていた。ただ、話すだけ。それを毎日。ヨビコは女性がへびなどに襲われないように追い払っていた。話し終えるとヨビコは再度、夏目にカリカミを呼び出してほしいと頼むも会ったことがないから無理だと告げる。次の手を考えるため、ヨビコは夏目の家で一晩過ごす。その夜、夏目は夢を見る。女性がお堂の前で男性の名を呼び続けるというもの。次の日、夏目はニャンコ先生と共にヨビコと行動を共にすることに。ヨビコは自力でカリカミを探すことにした。ヨビコは夏目に昨日話した、逢い引きの続きを話す。ある時から男性がお堂に来なくなり、ヨビコは2人の会話から男性が街の名家の長男であることを知っていたため、男性の家に様子を見に行く。すると男性(隆彦さん)は家の為に別の女性と結婚したことを知る。そしてそのことを知らずに待ち続ける女性・ヨウコさんに隆彦さんのふりをして会い続ける、ヨビコ。だが、ある日、ヨビコはヨウコさんに自分は隆彦さんの偽物だと告げ、そのままお堂を飛び出し、旅に出る。旅から帰り、お堂に寄ったヨビコは飛ばされないように石が乗せられた手紙を中で見つけたのこと。夏目に「カリカミは古紙を修正する妖もの。雨ざらしで開けなくなったこの紙を開けるようにしてくれるかもしれんのだ。もし、叶うなら、この文を読んでみたいのだ。」と告げる。夏目はカリカミの名を大声で叫びながら森の中を歩く。するとカリカミが現れる。夏目はカリカミに名を返す。その後、カリカミがヨビコの持つ手紙を修復。カリカミはこの手紙を書いた女性はもうこの世にはいないと告げる。それを聞いた夏目は「そうだ。あの紙の色。妖の胸には今も鮮やかなあの声も笑顔もみんな、ずっと、ずっと遠い日々。人はあまりにあっという間に流されて・・・。」と思った。森からの帰り道、ヨビコは夏目に手紙の内容を聞かれるが、「それが、恥ずかしいことに人の字は読めぬ。読んでくれぬか?夏目殿。」といい、夏目に手紙を渡す。ヨビコから手紙を受け取り、開くとそこには「本当のことを話してくれてありがとう。」と書かれていた。ヨビコは夏目に「何と書いてある?夏目殿。悲しいと?許せぬと?」と聞いてくるヨビコに夏目は「いや・・・。」と告げ、手紙の内容を伝える―。次回、第5話「過ぎし日の君に」。