あらすじは公式サイトより引用。
<あらすじ>
妖への名前の返還に応じる日々を送る夏目の前に、八ツ原に住む妖怪が、退治してほしい人間がいるとやって来る。その人間、害を与えず暮らしている妖たちを退治するのだという。同じ頃、夏目の存在を気にする人物が現れる。田沼というその同級生は、八ツ原に最近越して来たらしい。自分と同じように妖を見ることができる人がいるかもしれない、自分の見える世界をわかってくれる初めての仲間かもしれない、と夏目の心は逸る。
<感想>
夏目は連日、妖怪に名を返す日々が続き、寝不足に。そんな夏目の前に八ツ原に住む中級妖怪2人組が現れ、八ツ原で妖怪退治をしている人間がいるので退治してほしいというものだった。夏目はすぐに断る。だが、中級妖怪2人組は諦めず、次の日から夏目の前に現れ、頼み込む。あまりのしつこさに夏目は話だけ聞くことに。話を聞いている最中に妖に襲われる夏目。するとどこからか、清めの一波が放たれ、辺りが清められてしまう。翌日、学校で妙な視線を感じて振り向くと1人の男子生徒の姿が。北本からその男子生徒が1組の田沼で最近、八ツ原に引っ越してきたという。夏目は田沼が八ツ原で妖怪退治をしている人物だと考える。さらに夏目の前に三篠が現れ、「名を返していただきたい。」と言われるも断る。ところが、中級妖怪2人組が三篠に妖怪退治をている人物を成敗してほしいと告げてしまい、三篠が実行しようとする。夏目は慌てて後を追い、妖怪退治をしている人物を見つけるも三篠方が早く、その人物を襲おうとしていた。夏目は三篠の名を呼び、止める。夏目は妖怪退治をしているのが田沼だと思っていたら、田沼ではなく、田沼の父親。田沼の父親は八ツ原にある寺の住職。しかも、田沼の父親には妖怪が見えない。田沼の父親は妖怪に当てられやすい息子のために辺りを清めていたのだという。翌々日、夏目は学校の廊下で窓の外を見ている田沼に「見えるのか?裏庭に変なものでも見えるのか?」と声を掛ける。田沼は「いや。でも、一瞬。何か変なものの影が2つ見えたような気がしたんだ。たぶん、いつもの気のせいなんだ。変な影を見たり、気配を感じたり・・・。変なこと、話して悪い。」、続けて「夏目って奴もときどき何か見てるみたいだって、噂で聞いて、話をしてみたかったんだ。多分、でも、気のせいなんだ。」と。夏目は「俺には見える。すごく、変なもの。でも、内緒な。やっぱり、俺達が変なのかもしれないし・・・。」と。田沼は「そうか、そうだな。」と告げる。夏目は「最近、わかってきたんだ。人だろうと妖だろうと触れ合わすのが心であるのなら、同じだと・・・。一人でいるのが寂しくなるのも、最初の一歩が怖いのも・・・。」。続けて、「相変わらず、わずらわしいことの多い日々・・。妖怪はやはり、苦手だが・・・。たまになら、相談に乗ってやってもいいかもしれないな。」と思う。次回、第4話「時雨と少女」。