あらすじは公式サイトより引用。

<あらすじ>

小さな頃から、妖怪といわれるものの類を見ることができ、そのため周囲から疎まれてきた夏目貴志。ある日、妖から追われ逃げ込んだ神社で、招き猫の姿をした妖に出会う。斑という名のその妖から、妖たちは夏目を祖母のレイコと勘違いしていること、名前を返してもらいたがっていることを聞く。レイコの遺品の中にあった「友人帳」という名の綴り、それは、夏目と同じように妖を見ることができたため人間から疎まれたレイコが、その寂しさから、妖たちを隷属される証として名前を書かせたものであった―。

<感想>

ひしがきと耳の長い妖怪に追いかけられ、逃げる夏目。夏目は小さい頃から妖怪が見える力を持っていた。逃げる途中で通りかかった北本達に、神社の場所を聞き、そこへ向かおうとするも、途中で追いかけてきたひしがきに捕まるも、自力で逃げ、神社へ。そこで夏目は足元に張ってあった縄を切ってしまう。すると、祠の中から「あぁ、破れた。我を封じし結界が破れたぞ。」の声が聞こえ、夏目は慌てて縄を元に戻そうとするも無理だった。そして祠が壊れ、中から、ニャンコ先生が「人のくせに私を見て、動じないとは生意気な!」と言いながら飛び出してくる。ニャンコ先生は夏目を見て、「おや?お前、夏目レイコじゃないか?」というと、夏目は「夏目レイコは祖母の名だ。」と告げる。ニャンコ先生は「祖母?なんだ、お前はレイコの孫か。」という。夏目はニャンコ先生に「祖母を知っているのか?」と訊ねる。するとニャンコ先生は「あぁ。この近くに住んでいてな。それはそれは美しい人間だった。そしてお前と同じように妖ものを見ることができた。だが、周りの人間には見えない。誰もレイコのことが理解できなかった。レイコはいつも一人だった。いつもいつも一人だった・・・。」と。続けて「そこでレイコは妖ものを相手にし始めた。友人帳を知っているかい?」というと、夏目は「友人帳?あっ、そういえば、祖母の―。」というと風が吹き、夏目が目を開けるとニャンコ先生の姿は消えていた。家に帰った夏目。塔子さんが制服が汚れている夏目を見て心配する。塔子さんの家に世話になり始めたのが先月。この土地はかつて祖母・レイコが住んでいた所。押し入れから遺品の入った箱を出し、中から友人帳を見つけた夏目。すると、そこに再びニャンコ先生が現れ、「それを寄越せ。それはお前が持つべきものではない。友人帳を、寄越せー!!」と叫び、夏目に襲いかかろうとするも、ふすまに挟まり、抜けなくなるニャンコ先生。その後、夏目はふすまを直して、ニャンコ先生にスイカを出す。ニャンコ先生は「お前が友人帳を持っていることがわかったからな。結界を破ってもらった恩義もある。これからはお前の用心棒をしてやるから、先生とでも呼ぶんだな。」と告げ、スイカを食べる。友人帳はレイコさんに負けた妖の名前が書かれており、レイコさんに負けた妖は子分となる証として紙に名を書く。それを綴りにしたものが友人帳。夏目の家にさっき夏目を追いかけていたひしがきが訪ねてくる。夏目は襲われそうになるも、家から逃げ出すことに成功する。森へと逃げた夏目は妖に名前を返すことを決意する。夏目はニャンコ先生に「もし、俺が途中で命を落としたら、友人帳は譲る。力を貸してくれよ、先生。」と。ニャンコ先生が耳の長い妖怪と戦い、追い払う。一方、夏目はニャンコ先生に教えてもらったやり方でひしがきに名前を返す。その時にひしがきの記憶を見た夏目は「ありがとう、ひしがき・・・。心優しい、祖母の友人。」という。帰り道、夏目は「妖怪のことは相変わらず、好きになれない。でも・・・良くも悪くも出会いの一つ。」と思った。次回、第2話「露神の祠」。