<サブタイトル>

「Love is without reason.」

あらすじは公式サイトより引用。

<あらすじ>

親の経営する出版社・丸川書店に勤める編集者の井坂龍一郎は、作家を目指しているものの家の体裁が理由で就職したワガママお坊ちゃん。そしてその先輩編集者兼世話係の朝比奈薫は、幼い頃訳あって井坂家に引き取られて以来、ずっと井坂の側にいるが・・・?丸川書店専務取締役の井坂とその有能な秘書・朝比奈の過去と現在を描いた「純情ミステイク」が登場!

<感想>

お風呂に入りながら寝ている所を朝比奈さんに「起きろ」と言われ、起こされる井坂さん。お風呂から出た井坂さんは朝比奈さんに「ふけ」と告げるが拒否され、バスタオルを投げつけられる。髪をドライヤーで乾かしながら「俺は作家になりたいんだ。でも、大学出て無職だと体裁が悪いから一時的に親父の会社に入っただけで」と告げる。朝比奈さんは「では貴方がイヤイヤやっている編集の先輩としてアドバイスしましょう。本当に作家になりたいのなら、投稿作品の一本でも書き上げてみなさい。貴方は小説を書く人になりたいのではなく、小説家という肩書が欲しいだけなんでしょ?」と言われてしまう。井坂さんは「お前な!言っとくが俺は、昔から本能でいい本か否か見極める才能があるんだ!あのな、俺は本気で―」。その直後に電話が鳴り、井坂さんが出ると相手は自分の父親だった。朝比奈さんに電話を代わる。電話に出る朝比奈さんを見る井坂さん。電話が終わると井坂さんは朝比奈さんに「お前ってさ、なると―」と言いかけるがやめる。朝比奈さんが井坂さんの家に引き取られることになったのは、朝比奈さんの父親が経営する会社が倒産し、一家心中をしてた。そこに井坂さんの父親が通りかかって救出して事情を聞いて雇うことに。幼い井坂さんは傷だらけの朝比奈さんを見て「俺がこいつを守ってあげなきゃ・・・。」と思った。電車内で井坂さんは「好きな男が自分の親父を好きな場合、何つーんだ、不毛?そうだ、俺は不毛な恋をしている。」と思う。その日、井坂さんはウサギさんに「黄色いといふこと」という本を持って宇佐見家を訪ねる。田中さんに案内されたウサギさんの部屋でウサギさんが書いた小説を見つけ、読む。そこに学校から帰って来たウサギさん(当時・高校生)に「これ、お前が書いてるんだよな。これ、完結してるのか?秋彦、どこでもいーから出版社に投稿しろ。いや、うちだ。丸川書店に必ず持ってこい。いいから、俺の言う通りにしろ、必ずだ、いいな!」と告げ、帰る。井坂さんは自分に作家の才能がないのはわかっていた。家に帰った井坂さんは朝比奈さんに無理やりキスするが、ケンカ別れに。う。この出来事がきっかけで朝比奈さんは編集職から退き、井坂さんの父親の秘書に。その夜、井坂さんは朝比奈さんにどうやって謝ろうか悩んでいた。すると朝比奈さんが来て鉢植えを返しに来る。そして引っ越すことを告げる。朝比奈さんが帰った後に携帯に会社の人からメールが届き、内容を見ると朝比奈さんが今月で丸川を辞めるとの文が―。それを知った井坂さんは雨の中、朝比奈さんの引っ越し先へと向かう。朝比奈さんは井坂さんの手を握りながら、「龍一郎様、無礼を承知で申し上げます。私はあなたが好きなんです。私などがあなたの側にいては迷惑になります。ですから、離れたいのです。」という。それを聞いた井坂さんは「お前が俺に思ってることは、俺がお前に思ってることだ。」と告げる。朝比奈さんに髪をタオルで拭かれながら「俺はお前のせいで迷惑している。本当はなんでもできるのに、お前がいちいち構うから、周りは俺をそういう人間だと思ってる。最大の問題は俺が本当の自分を嫌いだということだ。全部、お前のせいだ。」といい、朝比奈さんは「責任を取ります。全てはあなただけのために。」といってキスをする。その後、朝比奈さんに抱きしめられたまま井坂さんは「俺、鉢植えのこと思い出したから。あげた時、お前―」。朝比奈さんは「嬉しかったですよ。私のことを考えてくださったことがとても嬉しくて・・・。貴方について行こうと決めました。私は貴方に守られていたんですよ。」という。そして、現在―。井坂さんは「後悔はしていない。本当に欲しいものは手に入れたのだから。」と思っていた。次回、第7話「Actions speak louder than words.」。次回は高律。予告の丸川書店用語集は「新刊企画書」。