あらすじは公式サイトより引用。

<あらすじ>

すべての謎が解けたとき、小夜の前に現れたのはカフェ・ギモーブの店主、七原文人だった。文人を恐れる香奈子たち、メインキャスト。記憶の衝撃の大きさに喘ぐ小夜。そんな小夜の横で文人が呼んだ巨大な<古きもの>に襲われる香奈子たち。小夜は彼女たちを守ろうと奮闘する。だが小夜の願いは虚しく奪われていく命。そして小夜の前に立ちはだかる最後の<古きもの>は、愛する父・更衣唯芳だった。更衣小夜の最後の戦いが始まる―。

<感想>

小夜の前に現れた文人さんは「戻っちゃったかな。コーヒー飲んでも、もう間に合わないね。」と告げる。ここで回想。朱食免が一定数の人間を食べる権利を与える代わりに、それ以外は襲わないようにというものだと明かされる。回想が終わり、現在。文人さんにねねとののは必死に言い訳をする。時真も香奈子も。そんな4人に文人さんは「そうだね。演じられない役者には舞台を降りてもらおう。」と告げ、古きものに時真を襲わせる。時真が襲われるのを見て驚くねねとののに、「うん。でも一度死んだ後に渡したのは偽物だから、効かないね。」と告げる文人さん。その言葉を聞いたねねとののは逃げるが、2人とも古きものに襲われる。そして香奈子先生に「あなたは最初から裏切るだろうと思ってたんだ。だから、呪符は最初から偽物。お疲れ様。」と笑顔で告げる。その直後に香奈子先生も古きものに襲われるが小夜が助ける。文人さん曰く、小夜の武器は大量に血を流させるものならなんでもいいとのこと。さらに、小夜が今まで持っていた刀は神社の娘っていう設定みたいなものだという。小夜によって助けられた香奈子先生は本堂に入り、中にいた唯芳に助けを求めるも突然、人間とは思えない力で抱きしめられ、首を噛まれ、死亡する。文人さんは小夜に「人と古きものが交わった結果、彼が生まれた。だからこそ、人の姿で人を超える力を持っている。何よりも君に近い存在だ。嘘の記憶で父親だと信じていたからだけじゃなく、君が盲目的に彼を慕っていたのはそのためでもあるんだろう。」さらに、「君の血は古きものを使役できるんだよ。暗示を掛ければね。」、続けて「君の血で古きものを操っていた。このお芝居を始めてからは、現れる場所も、襲う相手も。」という。唯芳と戦う小夜に「君が人間を餌に出来ないのは、暗示だよ。僕じゃない、何者かによって掛けられたね。それを使って今回の偽の記憶を作った。人は殺せない。だから、人を守れ。誰の暗示?いや、誰との契約なんだろうね。だから、僕は約束したんだ。君が勝ったら、人間を殺せるようにしてあげるってね。僕が勝ったら―。」唯芳さんと戦いながら小夜は「操れるのなら、何故、他の者を喰わせた?」というと、優花が「メインキャストは生きている方が効率がいんです。けれど、エキストラは使い捨ててもたいして問題ありません。」と告げるのだった。文人さんは人の姿では小夜に勝てないと判断し、古きものの姿に唯芳さんを戻す。唯芳さんを倒した小夜。唯芳さんは小夜に「光の先を探し当てたか・・・。初めて会えた・・・。己に近いもの・・・。嬉しかった・・・、共にいられて・・・。それは、偽りでも、ね・・・。だからこそ・・・、苦しかった・・・。」と告げ、息を引き取る。本堂を出た小夜は文人さんに刀を向け、構える。その様子を見た文人さんは「殺したいのか。僕を。でもね、まだ、その時じゃないんだ、小夜。」といって小さな鏡をポケットから取り出し、地面に落とす。鏡が割れると神社の本堂が揺れ、大量の古きものが現れる。そのうちの何体かは分散し、町の方へと向かう。小夜は刀を手に古きものを斬り、「逃がさない!!」と叫び、神社を後にしようとする文人さんを追おうとするも、私設兵に銃で攻撃される。その小夜を委員長が庇うが、その行動が原因で私設兵に銃で撃たれ、命を落とす。小夜は駆け寄り、「何故・・・?」といい、委員長は「なんでだろう・・・。演技だったんだけど、演ってるうちに、なんだか、本当に、かわいいからって、思ったのかもな・・・。君のこと。」小夜は「それは私じゃない。」と告げ、委員長は「うん、でもきっと、君の一部でもあるんだよ、小夜・・・。」といい、息を引き取る。その頃、分散して町へと向かった古きものは町の人たちを襲い、次々と喰らっていく。小夜は古きものを斬りながら、進み、学校へと向かう。文人さんはヘリに乗り、脱出しようとしていた。それを見つけた小夜はフェンスから空にジャンプし、文人さんに斬りかかろうとするが、銃で左目を撃たれ、湖へ落下する小夜。その小夜に文人さんは「まだ、教えてあげてなかったね。君のお気に入りのギモーブ。餌の血で作ってあったから、おいしかっただろう。あれはね、人間の内臓の感触に似てるんだって。いつか、君が、人間を殺せるようになったら、本物が味わえるよ。またね、小夜。」と告げ、去る。岸で優花さん達のことを思い出し、涙を流す小夜。小夜はスカートのすそを引き裂く。その様子を見ながら犬は「あの男に捕らえられる前、願った。己のままでいたいとの小夜の願い。叶いはしたが・・・。次の願いのために、行くか小夜。けれど、その願いは―。」とつぶやく。小夜はスカートのすそを破り、それを負傷した左目に巻きつけ、刀を持ち歩くが途中で刀を捨て、文人さんのいる、東京へ向かって走る。劇場版BLOOD-C、2012年6月2日公開予定。舞台は東京―。