昨日からの続きです。
商業的に成功している大きなキャラクターだけでなく、日本にはいろんな種類のキャラクターが存在しています。その代表例を分類してみると、次のものが考えられます。
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![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/269.gif)
・くまモン、ふなっしー、バリィさん…
・「ゆるキャラグランプリ2013」ではエントリー数1,580体(うち、ご当地ゆるキャラ1,245体/企業ゆるキャラ335体)。もともとは「地方(地域)を元気に」する意味でゆるキャラが制作されていたものの、最近は「企業を元気に」「日本を元気に」するキャラクターも仲間入りを果たしています。
・ちなみに、エントリーするためには着ぐるみの存在が必須条件。
・運営母体が地方公共団体か、一民間企業かによって、ゆるキャラの使用料設定が異なるのも特徴です。
・エントリーしていないゆるキャラも、まだまだいます。その意味で、実際のゆるキャラの数は測定できない状態にあるといえます。
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![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/270.gif)
・Ponta(ポンタ)、WAON、LINE、Suicaのペンギン…
・大企業のキャラクターは大きな広告代理店が手掛けることが多く、制作費も高い…!!
・2013年11月には「電通キャラクター・コンサルティング」が発足し、企業キャラクターの戦略的な開発と活用を行おうとしているほどです。
・とはいえ、中小企業でも、チラシやHPでの宣伝用に小さくマスコットキャラクターを作っていることも多いのではないでしょうか? そのキャラクターも、キチンと自社の営業マンとしてPRしてくれているわけなので、立派な企業キャラといえます。
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![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/271.gif)
・小峰シロ、東北ずん子、いまいちもえない娘、大垣きゅん物語…
・最近増えつつあり、独自の展開をみせているのが、この“萌えキャラ”です。今や「都道府県名+萌え」と検索すると、かなりの割合でヒットするほど…!
・2012年には「Moe1グランプリ」が、2013年からは「全国萌えキャラフェスティバル」が開催されています。
・ゆるキャラと同様、萌えキャラもさまざまな団体が運営しているため、キャラクター使用料としてフリー(無償)で広げていくか、地元に根差して有償で勝負するか…と、その運営は発展途上(言い換えれば、可能性は無限大☆)であるように感じます。
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こうしてまとめてみると、これほどまで多くのキャラクターが日々生み出され、溢れかえっていることに驚かされますよね…! 私たちは毎日、必ず何かのキャラクターたちと向かい合い、癒されたり、和んだりしているのです。日本人ならでは、の感性なのかもしれません。
でも忘れてはならないのは、「星の数ほどあるキャラクターが、全部が全部、人気を得ているのではないこと」です。
キャラクターって、ともすると外観だけ(イラストだけ、着ぐるみだけ)作って、最初は商品化などで使用するものの、すぐに「あ、もう売れないな…」とそのまま放置されていることもけっこう多いように思います。それって、本当にもったいない!
せっかく作ったキャラクターであるならば、効果的に使用して、できればそのキャラクターを通じて、自社や自社商品のファンになって欲しいですよね。その意味で、「作ったけれど活用できていないキャラクターを支援する取り組み」が、実は必要なのではないかなと思ったのです。私がコンサルティング会社を起業したのも、その想いが強く関係しています。
キャラクターって、ともすると外観だけ(イラストだけ、着ぐるみだけ)作って、最初は商品化などで使用するものの、すぐに「あ、もう売れないな…」とそのまま放置されていることもけっこう多いように思います。それって、本当にもったいない!
せっかく作ったキャラクターであるならば、効果的に使用して、できればそのキャラクターを通じて、自社や自社商品のファンになって欲しいですよね。その意味で、「作ったけれど活用できていないキャラクターを支援する取り組み」が、実は必要なのではないかなと思ったのです。私がコンサルティング会社を起業したのも、その想いが強く関係しています。