福島第一原発事故(爆発)の際に放出された放射性物質は、西から東への風によって8~9割が海の方に流れたとされていますよね(汚染水による海洋汚染はここでは別物として取り扱わせていただきます)。
今回の事故で放出された放射性物質は100京ベクレルともいわれていますので、日本には「神風」がふいたともいわれたものです。
そのかわり海の方に放出された放射性物質は、遠くアメリカまで達して日本以上に大変な汚染を引き起こしたと、多くのブログなどで言われてきました。
にわかには信じられなかったことと、私の能力不足で生のデータがこれまで入手できなかったため、これまで記事にはしてきませんでしたが、カリフォルニアの出荷乳のデータに初めて触れることができましたので紹介しておきます。
〔ENEニュース〕 ★ サンフランシスコ湾岸地区 市販牛乳の放射性セシウム 昨年6月以来の最高値 米連邦環境保護庁基準の倍近く
San Francisco Bay Area milk sample has highest amount of Cesium-137 since last June — Almost double EPA’s maximum contaminant level
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/04/san-francisco-b.html
Date of 04/09/2012:
Cs-134 @ 0.068 Bq/L
Cs-137 @ 0.141 Bq/L
Total Cs = 0.209 Bq/L or 5.67 pCi/L
(27.1 picocuries = 1 becquerel)
EPA基準 The EPA Maximum Contaminant Level for radioactive cesium in milk is 3 picocuries/L: (0.11 Bq/L、米国の飲料の基準で水道水なども同じ基準)
なお、昨年5月からのデータは次のページに書いてありました。
http://enenews.com/april-milk-sample-highest
これを、北大で採取している原乳のデータと比較してみます。採取地は、札幌駅の北に広がっているあの有名な北大キャンパスの中にあります。なお、北大では4月下旬から放牧を始めているとのことです。聞いた話によると、北海道にある研究所ではほとんどが春になると放牧を始めているようです。
北海道大学生物生産研究農場の原乳
http://chemibo.jp/hyouka/hm_milk_official.php#2
ご覧いただければわかりますが、昨年7月以後は北大の原乳からはセシウムもヨウ素も検出されていません。
数値の精度から見て、カリフォルニアのデータも北大のデータも、検出限界はほぼ同じと考えられます。
(北大が検出限界を突然変更して隠蔽した可能性は完全には否定できませんが、それでは学術研究になりませんので、それはないと見ています)
両者を比べてみればわかりますが、なんとカリフォルニアの牛乳の方がセシウム量が多く、しかも1年経っても半減期が約2年と短いセシウム134がほとんど減っていません。
北大のデータ(すぐ下のグラフ)の方を見ると、チェルノブイリ事故(1986年)の際にはセシウムもヨウ素もかなり増えたことがわかります。それと同様、今回はアメリカで放射能のレベルが上昇したことはセシウム134の検出をみると明らかであるといっていいでしょう。
このデータを見ると、アメリカ西海岸の方が汚染が深刻であるという情報も、あながち否定できるものではないことがわかります。
北海道の食品をNGとしている方がいらっしゃいましたら、アメリカ西海岸の産物もダメということになります。明らかに米国やカナダの食品にも注意する必要がありますね
やはり、今回の福島第一原発事故は目に見える形で世界に影響を与えたことは間違いありません。
なお、私は北大の原乳で1 Bg/kgを超える値が検出されるようなら、北海道の乳製品はNGとする予定でおりました。そこまで行かなかったのは大変ありがたく思っています。
今回の事故で放出された放射性物質は100京ベクレルともいわれていますので、日本には「神風」がふいたともいわれたものです。
そのかわり海の方に放出された放射性物質は、遠くアメリカまで達して日本以上に大変な汚染を引き起こしたと、多くのブログなどで言われてきました。
にわかには信じられなかったことと、私の能力不足で生のデータがこれまで入手できなかったため、これまで記事にはしてきませんでしたが、カリフォルニアの出荷乳のデータに初めて触れることができましたので紹介しておきます。
〔ENEニュース〕 ★ サンフランシスコ湾岸地区 市販牛乳の放射性セシウム 昨年6月以来の最高値 米連邦環境保護庁基準の倍近く
San Francisco Bay Area milk sample has highest amount of Cesium-137 since last June — Almost double EPA’s maximum contaminant level
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/04/san-francisco-b.html
Date of 04/09/2012:
Cs-134 @ 0.068 Bq/L
Cs-137 @ 0.141 Bq/L
Total Cs = 0.209 Bq/L or 5.67 pCi/L
(27.1 picocuries = 1 becquerel)
EPA基準 The EPA Maximum Contaminant Level for radioactive cesium in milk is 3 picocuries/L: (0.11 Bq/L、米国の飲料の基準で水道水なども同じ基準)
なお、昨年5月からのデータは次のページに書いてありました。
http://enenews.com/april-milk-sample-highest
これを、北大で採取している原乳のデータと比較してみます。採取地は、札幌駅の北に広がっているあの有名な北大キャンパスの中にあります。なお、北大では4月下旬から放牧を始めているとのことです。聞いた話によると、北海道にある研究所ではほとんどが春になると放牧を始めているようです。
北海道大学生物生産研究農場の原乳
http://chemibo.jp/hyouka/hm_milk_official.php#2
ご覧いただければわかりますが、昨年7月以後は北大の原乳からはセシウムもヨウ素も検出されていません。
数値の精度から見て、カリフォルニアのデータも北大のデータも、検出限界はほぼ同じと考えられます。
(北大が検出限界を突然変更して隠蔽した可能性は完全には否定できませんが、それでは学術研究になりませんので、それはないと見ています)
両者を比べてみればわかりますが、なんとカリフォルニアの牛乳の方がセシウム量が多く、しかも1年経っても半減期が約2年と短いセシウム134がほとんど減っていません。
北大のデータ(すぐ下のグラフ)の方を見ると、チェルノブイリ事故(1986年)の際にはセシウムもヨウ素もかなり増えたことがわかります。それと同様、今回はアメリカで放射能のレベルが上昇したことはセシウム134の検出をみると明らかであるといっていいでしょう。
このデータを見ると、アメリカ西海岸の方が汚染が深刻であるという情報も、あながち否定できるものではないことがわかります。
北海道の食品をNGとしている方がいらっしゃいましたら、アメリカ西海岸の産物もダメということになります。明らかに米国やカナダの食品にも注意する必要がありますね

やはり、今回の福島第一原発事故は目に見える形で世界に影響を与えたことは間違いありません。
なお、私は北大の原乳で1 Bg/kgを超える値が検出されるようなら、北海道の乳製品はNGとする予定でおりました。そこまで行かなかったのは大変ありがたく思っています。
