電凸むなしく残念ながら駅伝は開催されてしまいました。

見たところ風が弱く、呼吸による内部被ばくは少なそうなのが救いでした。
駅伝で中学生区間は3km、フルマラソンでなかったのも。

それにしても、福島の人(警官、スタッフはもちろん、観戦している人)でマスクをしている人がほとんど皆無だったのには驚きです。 これにはパートナーも驚いていました。

私でも、真夏の耐えられないとき以外はサージカルマスクくらいはつけて外出しているというのに……

福島にどうしても行かなくてはならないときは、N95マスクをしていきます。

空間線量はここホットスポットの3倍以上。植え込みなどは5 μSv/h以上あるはずです。そのすぐそばで観戦している市民がたくさんいました。もう感覚が麻痺しているのでしょうか?

福島テレビに電話したときの担当者の回答をいくつか挙げておきます(8分間くらい話ができました)。

■ レースの区間は大部分が放射線管理区域相当(0.6 μSv/h)を超えているのに、福島市内では管理区域が設定されていない。(「労働安全衛生法」ではスタッフなど、屋外で仕事をしている人のために設定を義務づけている)

■ 福島市で普通に生活することを、国は認めていることをご理解いただきたい(それは事実ですが…… 線量の低い北海道などからわざわざ選手を呼んで開催しても問題ないということなのかな?)。

■ 福島市には30万人の人が、特に健康上問題はなく生活していることをご理解いただきたい。

■ 専門家に相談したところ、「開催に問題はない」との答えを得た
 (ただし、その専門家の名前を質問したが、答えてはくれませんでした。だいたい想像はつきますが)

■ 万が一出場者に晩発障害が起きた場合には、因果関係が証明されれば主催者として責任をとる。

■ (武田邦彦教授が聞いたとされる)「何が起きても(晩発障害が起きても)責任をとらない」という誓約書をとっている、という事実は断じてない。一般的なレースへの参加の同意書をもらっているだけである。(何の根拠もなしに武田教授がこんなことを書く合理性がないので、この言葉を信じる人はいないだろう)

こちらが申し上げたのは、「出場者のほとんどが10代の若い女性(最年少は13歳)で、放射線に対する感受性が高く、開催を決断した意志決定には人道的に大いに問題がある。できれば中止してほしい。」ということです。それに対する答えが上記の通りです。


テレビをつけておいたこと自体が、視聴率に貢献してしまったことを放射能に苦しんでいる方々に深くお詫び致します。

この非人道的レースを強行した主催者およびそれを助けたスポンサー(横断幕およびテレビCMで確認できたもの)のリストを挙げておきます。

■主催 東北陸上競技協会 福島テレビ
■主管 福島陸上競技協会
■後援 財団法人 日本陸上競技連盟、福島県、財団法人 福島県体育協会、福島市、
福島市教育委員会、福島市体育協会、福島民報社、ラジオ福島、サンケイスポーツ、福島リビング新聞社
■協賛 ケーズホールディングス(ケーズデンキ、CM露出度No.1)
■協力 トヨタ自動車、シチズン時計、ミズノ、JR東日本


CMを流した企業(ブランド名を含む。漏れがあったら追加をお願いします)

ケーズデンキ
シチズン
JR東日本
ミズノ

横浜タイヤ
FUJIBO


みずほ銀行
トヨタ
HONDA
エバラ
大正製薬
NTT東日本
JRA
B. V. D.
モバゲー
SHARP
バイク王
すき家
EPSON
kiri(チーズ)
シオノギ製薬
オリジン弁当
Schick
namco
ASAHI(アサヒビール系列、コーヒー)
森永
iRobot
聖教新聞
ITJ法律事務所
GOLIVA(ファッションブランド)
SHELTER(ファッションブランド)
FUJI FILM
UNIVERSAL STUDIO
日清食品


これらのスポンサー企業がスポンサーを降りていれば、レースは中止になっていたことでしょう!!

なかでも、「協賛」に名を連ねたケーズデンキの露出度はぶっちぎりのNo.1で、不買運動の候補となりました。
せっかくサービスがいいのに、こんなことでイメージダウンして大変もったいないです。

JR東日本も、復興のために旅行してほしいのでしょうが、このような場面でCMを流すのは逆効果でしたね。


スポンサーを多くして、不買運動が起こりにくいようにしたのでは、とフジテレビ(福島テレビのキー局)の方針にも憤りを感じました。もともとフジサンケイグループは、原発を強力に推進しているので、本当に困ったものです。

ともかく選手のみなさまお疲れ様でした。県連から選手として選ばれて断ると選手生命に関わることは容易に想像がつきます。一刻も早く現地を離れて下さいね
!!