疲れた時にはどうする その② | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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疲れた、身体がだるい。そんな時はどうする?

疲れてしまうと、どうしても身体がだるくなります。

また、動きが制限されてしまうこともあります。

それが積もり積もると、筋肉や関節が動きにくくなってきます。

 

 

動きにくい部分や、疲れが溜まってると感じる部分にエネルギーが通れば、

疲れが解消しやすいです。

 

 

効果的なのは、ゆっくりちょこっと動かすこと。

足首、股関節、肩甲骨周り、手首、胸椎周り、首周り。

大きな関節のあるところを、ゆっくりちょこっと動かします。

また、だるいところや疲れたところを動かすのも効果的。

 

 

ストレッチやマッサージはどうなの?

ストレッチやマッサージは逆効果で、

筋肉に強い力を物理的にかけてしまうので、短期的には良くなっても、

あとでリバウンドがきます。

 

 

湿布薬や鎮痛剤は一時しのぎの方法ですので、

実際には自分の身体が勝手に治しているか、

良くならないことは、知っておいた方がいいです。

 

 

なぜ、ゆっくりちょこっと動かすの?

ゆっくりちょこっと動かす意味は、

動かしたいところを正確に動かしたいから。

では、反対に早く大きく動かすとどうなるでしょうか。

 

 

例えば、手首を写真のように回してみましょう。

 

 

早く大きく動かすと、肘が動いたり、脇が開いたりしないでしょうか。

この動きを代償運動と呼びます。

こうなると、本来は手首を回すだけの運動のはずが、違うところまで動いています。

これでは正確に動かせていません。

 

 

手のエクササイズをやってみよう

今回は全部を紹介できませんので、

だるいところや疲れたところを動かすということで、

手が疲れている時に行うエクササイズを紹介します。

 

 

イスに座った状態で行います。

 

 

はじめに、左右どちらの手をエクササイズするか、チェックしましょう。

 

チェックするポイント

 

左右の手を軽く閉じたり開いたりして、

動かしにくいとか、閉じにくい、開きにくい、浮腫んでいるなど問題のある方を確認します。

その問題のある方をエクササイズしてみましょう。

 

 

 

特に動きが悪いなあとか、引っかかると感じるところは、

更にゆっくり小さく動かします。

痛む場合は、動かしているイメージを送るだけでも効果的です。

目は閉じたままにせずに行います。

最初は手を見ながらでもいいですが、

慣れてきたら目を開いて、動かしているところを見ずに正面を向いたまま、

動かしているところを集中して意識します。

呼吸は止めないで、行いましょう。

 

 

回数はそれぞれ5回程度を目安にします。

 

 

1回目、閉じ開きしたら力を抜いて止める。

2回目、閉じ開きしたら力を抜いて止める。

というように一度動かしたら、連続してやらずに、力を抜いて休ませます。

 

 

手を写真のように閉じたり開いたりします。

 

 

閉じるのに5秒以上、開くのに5秒以上とゆっくり時間をかけます。

 

この時、できれば5本の指が同時に同じ角度動いているのを意識します。

1回行っては力を抜いて止め、1回行っては力を抜いて止めを5回繰り返します。

5回繰り返したら一息つきましょう。

 

 

次に、肘から先を回して手のひらを上に向けて、

 

 

手を写真のように1回、閉じ開きします。

 

閉じるのに5秒以上、開くのに5秒以上とゆっくり時間をかけます。

この時、できれば5本の指が同時に同じ角度動いているのを意識します。

1回行っては力を抜いて止め、1回行っては力を抜いて止めを5回繰り返します。

5回繰り返したら一息つきましょう。

 

 

最後に、手のひらを下に向けた状態で手を閉じたままにします。

 

手を閉じたまま、イメージで手を閉じたり開いたりします。

骨格をよくみてみると、指の骨は手首から生えています。

 

 

 

ですので手は閉じたまま、指の骨を意識して指の付け根から動かすように

閉じたり開いたりを意識します。

 

 

手の甲を広げるようなイメージです。

これをゆっくりと5回繰り返します。

1回行っては力を抜いて止め、1回行っては力を抜いて止めを5回繰り返します。

5回繰り返したら一息つきましょう。

 

 

これでエクササイズは終了です。

 

 

効果を確認しよう

左右の手を閉じたり開いたりして、軽くなったり、楽になったか確認してみましょう。

 

 

いかがでしょうか?

恐らくエクササイズを行った手が軽くなっているはずです。

 

 

このように、疲れているからこそ動かすことで、

エネルギーの循環をよくして、手が動かしにくいのを予防したり、

手が強張るのを予防できます。

 

 

また脳は、自分の意図と関係なく関節の動きに制限をかけてしまいます。

これは防衛本能で、これ以上動かすと関節が壊れるよというサインです。

しかし、動かし方が偏っていたり、位置情報が狂っていると、

脳は勘違いを起こして、正常に動くはずのものに制限をかけてしまうことがあります。

それを修正するために、わざとゆっくりちょこっと動かします。

 

 

そうやってゆっくりちょこっと動かすことで、

脳に安全だよ。と教えていくことができます。

 

 

他の関節でもそれぞれの動きがあります。

今回はこの動きだけでしたが、また何らかの方法で紹介したいです。

集まる機会やオンラインでこういったことが出来たらいいなと考えております。