母親の涙 | パニック障害持ちのギャル

パニック障害持ちのギャル

現在22歳。
お酒にタバコ、夜の街...とにかく楽しい事が大好きなお祭り女。
だけど9歳から嘔吐恐怖症・パニック障害



前回病院で薬をもらえなかったと記事に書いてコメントしてくれた方、ありがとうございました。

風邪気味だったのでまた病院に行ったのですが結局また同じ病院に行きました。



ここからは個人の意見として読んでいただけると助かります。



今日は久しぶりに母と一緒に病院に行きました。


もうハタチも過ぎてるのに何故か母と一緒に診察室に入ってくださいと言われました。


風邪気味ですと説明し、診てもらいすぐに私だけ待合室に戻りました。


母は薬をもらうだけなのになかなか来ないなーと思っていました。


そして戻ってきたら明らかに泣いた後の顔をしていました。母は鼻水が...とか花粉が...と言っていましたがそれまでなんとも無かったのに!って思ったけど何も言いませんでした。



帰りの車で母が

「先生すごいね。華ちゃん何かあったでしょ。って言われたよ。」

と。


実は夏に私は妊娠をして中絶をしました。詳しい事は言えませんが簡単な気持ちではありません。


その頃から落ち着いていた発作が酷くなり今に至ります。


そして今日、母はその事を先生に話したそうです。

最近私が行くと先生は冷たくて厳しくて...すごくショックでした。

しかし先生は母に

「そっか...だからか。また前みたいにパニックがでてきたね。でもお母さん?華ちゃんは大丈夫。強くなってるよ。それにとってもいい子だよ。辛い時はいつでも来なさいって言っといてね。」

と言っていたそうです。



先生はちゃんと見てくれていたんだと分かったと同時に母の涙はほとんど見たことがなかったので、母もツラかったんだと分かりました。


夏、手術の直前、涙が止まらずパニックになっていたところ、母からメールが来ました。(携帯の使用は病院に許可を得ていました)


「こんな経験させたくなかったよ。ツラかったね。強くなろうね。」と。


一度も母は私を責めなかった。
いつもの母で、いつもの笑顔で付きっ切りで支えてくれた。


でもツラかったよね。
今回のことでツラかったのは私だけじゃ無いんだ。


まだまだ立ち直れそうにない。
私自身さえ気付かなかったというか気付かないフリをしていた見えない傷は深く残ったまま。



先生は「強くなったね。そしてさらに強くなれるよ。」と言ってくれたそうです。



うん。強くなるよ。強くならなきゃ。あたしは大丈夫。大丈夫。大丈夫。





嘔吐恐怖症とは少し話がずれてしまい申し訳ありません。