今年届いた朱色のハガキには こんな 事が書かれてありました♪



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『余白の神さま』




神さまは、余白に住んでいる。


いたずら好きな神さまで、ちょっとムラッ気もあるらしい。


「余白」という土地には、理屈も、時間軸も、方向性も、目的さえもないが、


誰もが蜜のようにうっとりする温泉が湧いていて、


神さまはいつも、タオルを頭の上に乗せて、その温泉につかっている。


『どや、久しぶりにここに来たら癒されるんちゃう? みな今日どうやって来たん?』


「はい、私は通勤のとき、ホームに入ってきた逆方向の電車につい乗っちゃって・・・」


「あー、ぼくはテストの前日にうとうと寝てたら、チョー気持ち良くて・・・」


『みーな理詰めの世界で疲れとるや。ほな、温泉はいりはいり。ここにつかるとな、十年考えて分からなかったんがわかったり、右でも左でもない道が見つかったりするんやで』


「なにも考えずに温泉つかってるだけで、ですか?」


『理屈で山登れるんは、せいぜい八合目までや。ほんまの絶景はその先にある。みな知らんけどな、その高みには、この温泉につかったもんしか行かれへんのや』


「あー、ぼく来てよかったです」「私も」


『ほたらな、あんたらのまわりのもんも、また連れてき』





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誰もが蜜のようにうっとりする温泉・・・


誰にでも胸の奥で湧いている温泉・・・


あなた自身のための温泉・・・キラキラドキドキキラキラ





ドキドキ温泉ドキドキ