『才能』について
高杉晋作の辞世の句。
「おもしろきこともなき世をおもしろく」
司馬遼太郎は、高杉晋作をこう評している。
「高杉晋作は、革命家としての才能は、おそらく幕末随一であったろう。
幕末には、坂本竜馬、西郷隆盛、大久保利通、桂小五郎など、雲のごとく人物が出たが、かれらは革命期以外の時代に出ても使いみちのある男どもだが、高杉晋作は、革命期以外には使い道がないほどの天才であった。
もし平和な時代に生まれていれば、飲んだくれの蕩児として近親縁者の厄介物になったまま、世をおえたかもしれない。
政治、軍事の才がある。
それも革命期の政治、軍事でそれ以前やそれ以後の日本には、役に立たない。
いわば、明治維新をおこすために生まれてきたような男であった。」
「高杉晋作は、革命以外には使い道がないほどの天才」
これ以外に使い道がないほどの天才。
という司馬遼太郎さんの表現にはしびれる。
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