PRIDE REVOLUTION コナン(以下コナン):みなさん。こんにちは。今回はアイのシナリオanotherシリーズ 『ラベンダーの殺意《2024 ver.》』完成記念 特別対談です。いつも通り司会進行の江戸川コナンです。
PRIDE REVOLUTION 快斗(以下快斗):黒羽快斗です。

コナン:それじゃ、始めようか。
快斗:ああ・・・って。今日は、あいつらは?
コナン:今日はあいつらはお休み。あえて、いつもあいつらに俺達の作品を紹介してもらってるから、今日はあえて、俺達だけで、あいつらの作品を紹介してやろう・・・っていう趣旨。
快斗:なるほど。

コナン:まあ、まず、この作品なんだけど。数年前に作者が一度書き掛けて、挫折してます。
快斗:それも言っちゃうか~。
コナン:言うだろ?いつも読んでくれてる人の中には、あれ???なんで???って思った人もいるだろうし。
快斗:まあな。

コナン:というわけで、数年前に完結出来なかった作品に再チャレンジ・・・というところで書き始めたのがきっかけです。
快斗:だから途中までの展開は、その時とほぼ同じなんだよな。なんか、設定を変えて、名探偵と毛利探偵抜きで、青子とあいつと中森警部だけで行くパターンも考えたけどなんかパッとしなかったらしい。
コナン:おっちゃんのボケはかなり必須要素なんだよ。
快斗:そういう事か(笑)

コナン:そういうわけで、今年の映画に先駆けて、おっちゃんの依頼について北海道に行ったんだけど、そこで依頼された事件が直径30センチっていう超巨大ビッグジュエル絡みで、キッドの予告状が既に届いてるっていうので調査を始める・・・っていう、そういう話。
快斗:直径30センチの水晶か。世界的にも天然水晶で30センチ越えのモノは時価数億円ていわれるらしいからな。
コナン:ああ。水晶は浄化の石。純粋・無垢の象徴らしいけど、そこにいる人間の思惑は純粋・無垢とはほど遠くて。しかも、ポワロマニアの館長・・・っていうのがかなり曲者で。
快斗:ポワロか。名探偵がホームズオタクだから、原作だとなかなか注目されないところだよな。
コナン:ホームズオタクはやめろ。
快斗:事実だからしゃーねぇだろ?
コナン:たくっ・・・(溜息)

快斗:それでなんだかんだで、事件解決したはいいけど、キッドはほぼ引退状態のあいつが真犯人とのやりとりがメディアで拡散されて、キッド人気が再燃して・・・って。
コナン:まあ、この時代だから。警察が情報規制しても、ネットでどんどん情報が広まっていく時代だからな。
快斗:まあな。それで、あいつは今までずっと、青子の言葉もあって、キッドじゃなくて黒羽快斗である事を意識してたんだけど、黒羽快斗で救えない人間もキッドなら助けになれる・・・って気づいちまって、これからの生き方に悩み始める・・・っていう、まあちょっとネタバレしちゃうとそんな状態。
コナン:ネタバレは先に言え・・・って。
快斗:まあ、いいだろう。たぶん。
コナン:たぶん・・・て。おまえなぁ・・・。

快斗:で、その今回話の主軸になるのが、ポワロの最後の事件ていわれてる『カーテン』のポワロの真犯人とのやりとりなんだよな。
コナン:ああ。ポワロはベルギー人としての誇り高い人だから、イギリスの紅茶は好まない。それで、好きなチョコレートドリンクなんだけど、事件の真犯人と自分のアップ両方に睡眠剤を入れて用意するんだ。真犯人も慎重な人物で、あえてポワロのカップをとってそのチョコレートドリンクを飲むんだけど、ポワロは自分のカップにも睡眠剤を入れてたから、犯人はそこですぐに眠り始める。ポワロは殺人教唆の連続犯で法では裁けない犯人を自らの手で殺してしまう・・・という話。
快斗:なるほど。毒も薬も飲み続けてればある程度耐性がつくからな。名探偵の解毒剤みたいに。
コナン:そこは灰原にぐちぐち言われるから突っ込むなよ。
快斗:了解(笑)

コナン:それで、まあ、そういったポワロのエピソードが今回の事件に大きく関わって来るっていうものなので、ぜひ、良かったらポワロのカーテン、小説やデビッドスーシェ主演のイギリスドラマで見てみてね。
快斗:より深く楽しめるよな。
コナン:そういう事。

コナン:それでは、あとは作品を読んで楽しんでもらえると嬉しいですっていう作者からのコメントです。
快斗:そろそろ終わりの時間だな。
コナン:うん。それじゃ、今日も一日みんな、いってらっしゃーーーい!!じゃあね!
快斗:次はオレ達の作品で。See you next illusion!!じゃあな!!