ぶたが好きだったあなたに、わたしは羽の生えたぶたの絵を描いてあげた

よく、羽の生えたぶたのポストカードを送った

あなたは、「羽の生えたぶたは不可能な事を意味するから、少しバカにしてるのと同じ。」と言った

もしかしたらあなたは…、あなたには羽が無いからと、色々なことを諦めていたの…?

あの頃のあなたは何を望んでいたの…?

何を見ていたの…?

幸せだった…?

わたしは、とても、とっても、幸せだったよ

一緒に同じ道を歩んでいると思っていたのに…

いつからか、わたしたちは別々の道を進んでいたんだね…

あなたはわたしの全てでした…

あなたは先にあなたの道を進んでしまって、取り残されたわたしは支えを失って、その場に倒れてしまった…

ひとり取り残された道は真っ暗で…
怖くて…
悲しくて…
切なくて…
苦しくて…

ただ、ただその場に倒れていた…

呼吸してるだけで、いっぱい、いっぱいだった…

どれぐらい倒れていたのだろう…

長い間倒れていたけれど、やっと立ち上がれたよ

不安定で、立っているだけでやっとで、まだ動き出せないけど…

もう少ししたら、はじめの一歩が踏み出せそうだよ