考えるための道具。
というか、考える手法。

古典的な手法も紹介されているが、

敷居の低いツールで、誰にでも簡単にトライできるもの

ばかりが紹介されているのは好感が持てる。


使いこなすかどうかは本人次第というところだろうか。


考具―考えるための道具、持っていますか?/加藤 昌治
¥1,575
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ストレッチということで、知性を最大限に活用するための
テクニックが盛り込まれた一冊。

自分の身の回りを見渡してみると、情報整理に関しては
改善の余地があることは間違いない。情報整理により、
情報の流れが改善され、知的生産性は向上することは
確かに一理ある。

しかしながら、若者にはGTDの方がわかりやすく
身近に感じることだろう。

非常に個人的な感覚ではあるが、著者の視点が
妙に鼻につく部分があった。

知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る/日垣 隆
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このタイトルのように、このままでよいのかという疑問は
このところ前にも増してきている。

しかし、この本は安易に独立・起業を促すのではなかった。

むしろ逆にサラリーマンとしての、自覚ある人生の切り開き方を
学ぶことができる一冊。

小説ではあるが、ここ最近ではもっとも考えさせられる本だった。


僕は一生サラリーマンなのだろうか?/高橋 朗
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この本を読み終えた時の感情は、以前にも経験した。


「渋谷ではたらく社長の告白」


きっと世界のどこでも、同じだろう。

今、本当の意味で成功している人には共通項がある。

成功のための必要条件とでもいうもの。


ある種うらやましいのは、ひたすら打ち込めるだけの対象

があること。


結局、能力というのはそういうもののような気がする。


昔思っていた。

やれば出来るなんて思っている奴は、結局そこまでの

力しかないということを。


シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土/梅田 望夫
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ここ最近、ずっともやもやとしていたものを
明確な概念でまとめてくれたのが、この一冊。

最近読んだ本の中では、もっとも感激した本。

しかしながら、ここまでエクセレントなロジックを
組み立てられる人は早々はいないと思われる。

Web業界とは関係のない人にもかなり読まれている
ようであるが、どこまで理解できるのかは不明だ。


使い古されたWeb2.0もそうだが、確実の変革を遂げよう
としているこの時代の流れを、なんらかの言葉や概念に
しようとしているという動きは多い。その中でこの「ウェブ
進化論」はもっとも秀逸で別格な存在と言える。


ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる/梅田 望夫
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最近はやっているブランディングの中で、五感ブランディングという
ある種専門的な分野かと思いきや、結局手段としての五感すぎず、
内容は非常に本質的な企画だった。

事例として「新宿」のブランディングをテーマにしているが、
この企画の切れ味はさすが博報堂という説得力。

ただ、本当にエッセンスを抽出するのは、むずかしい。
だからこそ博報堂が本にしているのだろう。
手の内を明かさない点もさすがといえる。

ブランドらしさのつくり方―五感ブランディングの実践
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かなり前に読んだ本だが、今が旬のSNSを解説する本としては
もっとも先端に近い人たちが書いていることで、非常に参考になった。

特に事例に関しては、わかりやすくネットでは入手できない情報だけに
貴重といえよう。

ただし、この業界に所属する人間でないかぎり、ここまでの情報は
必要ないかもしれない。

SNSビジネス・ガイド Web2.0で変わる顧客マーケティングのルール/斉藤 徹
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実家の方にはたくさんみかける「しまむら」
確かに安く掘り出し物も多い。
うちのおかんなどは非常に気に入っているショップ。

そのしまむらについてということで思わず手にとった本。

非常に堅実で、原理原則に基づいた経営をしている会社だったと
感心すると同時に、正直驚いた。

優良企業にランクインする会社の中で、あまり社名を知られて
いない企業のほとんどは、非常にシンプルな方針で地に足の
ついた経営をしている会社が多い。
ただ、当たり前のことを当たり前にしているだけ。
その当たり前のことがいかに難しいかを最近つくづく感じる。

梛野 順三
無印良品を復活させたしまむら商法―体質を激変させる究極の「ムダ取り」の真髄

「なんで?」

そういえば毎日のように繰り返し言ってしまっているセリフ。

それだけに、本屋では発見と同時に手にしてしまった本。

期待しないで?読み始めてみると、確かにそうかもしれないと
思われることがやさしく書かれている。
文章的には気に入らないが、わかりやすく簡単なだけに
試してみたくなるコツではある。

ある意味、上司論とだけと言えず、大人として必須と思われる
考え方のひとつかもしれない。

シンプルではあるが、参考になる本だった。


白潟 敏朗
できる上司は「なんで?」を言わない 面白いほど「人望」が集まるシンプルなしかけ