Pragmatic Transferとは⑥☘️ | 英語教育と音楽をとおして、笑顔と幸せをサポート。インフィニティ英語教育研究所のブログ

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こんにちは。

 

インフィニティ英語教育研究所の岩間靖子です。

 

最近は、春の訪れを少しずつ感じる季節になってきましたが、いかがお過ごしですか。

 

今日は、pragmatic transfer(日本語の語用論は英語にも使われているのか)について書いていきます。

前回は、語用論の移行のまとめについて書きました。

今回は、例外についてみていきます。

 

 

 

Research question : Do Japanese speakers transfer Japanese pragmatic knowledge, when speaking English?

 

 

前回は「断る際に」「語用論の移行」は起こっているのかどうかということについて、まとめました。そして、今までの結果により「語用論の移行」は起こっている可能性が高いことがわかりました。。日本語でも英語でも、直接的に「No」という言い方を避けていました。また、「残念な気持ち」や、「理由や、説明をする」「ポジティブな言葉を使う」という間接的な断り方は、年上の方々や、上司に一層使っていたことがわかりました。また、年上の方々に「批判的な言葉を使う」という断り方は全く起こらなかったことから、日本語の語用論は、英語を話した時に移行されていることが可能性としては高いといえます。

 

 

しかし、例外があることがわかりました。例えば、英語においては、以下の言い方が少なかったです。

1. 共感する言い方
2. 未来への約束
3. ~だったら可能だったのに、という条件を伴った表現

 

一方、以下の言い方は、英語において、より多く使われていました。

1. 感謝の表現

2. 心配しないで、大丈夫です。などといういう表現

3. ジョーク

4. 相手に罪悪感を抱かせる表現 (例:自転車を貸してしまったら病院へ行けないんだ)
 

 

このようなことから、語用論の移行は起こっているかもしれませんが、例外があることがわかります。

 

 

Exceptions of pragmatic transfer and some concepts found from the research

Despite what we said above, there are a few exceptions to this view. Having made this point that pragmatic transfer may occur, it is worth looking at these possible exceptions. Here I point out the exceptions briefly where Japanese pragmatic knowledge does not seem to occur, for example, in English, there were fewer uses of these formulas than in Japanese: 
1. statement of empathy, 
2. Promise of future acceptance, 
3. Set the condition for future and past acceptance

Furthermore they in fact used the following semantic formulas more frequently in English: 
1. gratitude and appreciation, 
2. Letting interlocutor off the hook: don’t worry about it’, ‘that’s okay’ and ‘you don’t have to’, 
3. Jokes, 
4. Guilt trip
 

(引用:Seiko: Investigating the Refusal Speech Act in Japanese and English submitted for the degree of MA, CCCU)
 

 

 

 

次回も、例外をもう少しみていきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

まだまだ寒いが続いております。何卒ご自愛ください。

 

 

 

 

 

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