「●●さん、仕事が出来て良いなぁ」
と思ったら、自分を含めて仕事ができない人が周りにいることとなる。
生物は何かと誰かと比較して優劣をつける。
つまり、全員が仕事が出来るようになることは決してありえないのだ。
これは皮肉を言っているのではなく、生物や社会の常である。
一流と呼ばれる人も二流、三流がいるから一流となれる
そして、それは役割にもなりえる。
先生も師匠もそうであり、教え子がいるから師となれる
話を最初に戻すが、仕事ができる人がいることもできない人がいることも必然であり、いつも自分の目の前に必ずどちらかが現れる。
自分とは違う誰かが存在するから、個は確立していくのであって、個が他を創っていくと思い込みすぎてはいけない。
他がいて、個が存在できることを忘れ、傲慢に生きてはならない
傲慢に生きれば生きるほど、他は離れ、個が確立できずに不安定な状態になる。
だから、とりわけ自分が誰かに与えている側の立場にいるとき、他に感謝するべきである。
与えていると同時に与えられているという事実を知ること
これはどんなときでも忘れてはいけないことだと思う。
今日は久しぶりに哲学的な話。
結局、中身は生物学なんだけどね