何本とかさなる電線から
見える世界は青くて
道を照らすかのように
オレンジにも輝く
画面越しのグラデーション
今日しかみれない世界
一切の白をうつなさないその顔に
こっちまで緩んでしまう
この先に続く道は?
思わず聞いてしまいたくなる
並べられたがらくたですら
きれいに見えてしまうのだから
このフレームは逃さないようにしよう
切なさをうつす鏡のように
画面も消えてゆくのだろうか
迷うことを知らずに黒くなることは
世界を忘れるという意味になる?
今しか感じることのできない世界を
また明日も見たいと思うのは
欲張りなのかもしれない
ただそれを願うことは誰もが一緒だ
可能性はないかもしれない
ただそれを信じるのが人間なんだ