無題 小さなことで 気づくことができるなら わたしは息の仕方さえも 知らずに済んだかもしれない 時間を追いかけるのに必死で 落としたものを忘れた すぐちかくにある光を信じたはずなのに 目の前にあるものは何? 終りを求めれば全てが変わる そうしたら自分が立つしずくの上に またあたたかさはよみがえるだろうか 呼吸の音がやさしい風とともに 外へ流れていくのを感じたなら それが答えなのかもしれない