辟易(へきえき): ひどく迷惑して、うんざりすること。嫌気がさすこと。閉口すること。




なぜ今回の学会 で学生さんを強制参加にしなかったのか

その理由です。

今思っても、よくも世界で活躍される超一流の先生方をお招きできたと思います。

(分かりやすく例えると、トップアイドル(AKBとか??)を大学に呼べたようなもん。)



学生さんと言えば、

月曜から金曜は朝から夕方までびっちり講義・実習があり、

夕方からは部活の練習があり、

レポートや試験があり、

休みの日も練習や試合があり、

忙しい毎日を過ごしていると思います。

(そろそろ疲労のピークを迎えるのではないでしょうか。)

みんな通る道とは言え、ある意味われわれ教員よりも大変かも知れない、、。


そんな中で、「面白い講演があるから聴きに来い!」とアナウンスしても、

よっぽど興味がなければ、あるいはその講演をしてくれる先生や、

講演内容をある程度知らなければ「来るわけがない」と思っています。

ましてや、貴重な休みを割いてまで聴きたいとは思わないでしょう。

僕が学生でもそう思いますし、実際に僕が学生の時は

極力 余計なことはしたくないというスタンスでした。

(当時は目先のことしか考えていないアホでしたので、、。)

残念ながら・・ですが・・・。


たまに土曜日に強制参加の講演がありますが、

休みの日ぐらい勘弁してくれよ・・と思いながら

半ばイヤイヤ参加しているのではないでしょうか。

僕たち教員は自由参加なので、興味があれば聴きに行ったりしています。

自ら聴きに行くのと、強制的に行かされるのとでは最初から聴くスタンスが違うと思います。



そもそも普段の歯学・医学系の講義でそういった類の話を聴くことに対して

ある意味 辟易 としていることも否めないでしょう。

今回も(会場は広いし、)学生を強制参加させようか?という話が出ました。

でも、そこは頑なに拒否しました。

僕が心底素晴らしいと感嘆する二人の先生なので、

本当に興味を持った人にだけ聴いて欲しい!

と思っていたからです。

ですので、個人的に声を掛けたのは興味がありそうな学生さんや、

声を掛ければ喜んできそうな学生さんにだけです。

もちろんさらりと声を掛け、都合等が悪ければ決して無理強いもしなかったです。


そもそも、

最初からイヤイヤ来られることが嫌だったし、

始まって5分で爆睡という姿も見たくないし、二人の先生にも見せたくなかったです。

最も、学生さんを寝かせない、「面白かった!」と言わせる自信はありましたけどね。



じゃあ今回のように聴けば絶対面白いと思わせられるような講演を

一人でも多くの学生さんに聴かせるためにはどうしたらいいのか。


まずは、僕自身が日常の講義で学生さんに少しでも興味を持って貰えるような

内容の講義をすること。

(そして 同じスタンスで講義に臨むことを他科の先生方にも望む。

=大学の講義は面白いと思わせる。)

この先生(←僕の事ね。。)が勧めるものだったら間違いない!

と思われるような、絶対的な(?)信頼感を得ること。

だと思っています。



学生さんは多数だし、それぞれ個性があるのでなかなか難しいと思います。

やれることを一歩一歩ですが、確実にやっていきたいと思います。 階段






‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 後 日 談 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐


二人の先生にお礼のメールを送りました。

多忙な方々ですので返信は期待しません。


が、


○○○(←僕の名前) 先生

お世話になっております。
こちらこそ講演機会を賜りありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

坪田一男



感動しました! (゚∀゚)


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