大学を卒業後も暫くは大学に残る(=大学院に進学する)と決めた時、
ただ自分がキャリアアップすることしか考えていませんでした。
(何年ぐらい大学(大学病院)にいて、その後 どれくらいで開業するかとか。)
大学院を出て そのまま大学に残る、即ち 大学の教員となることが決まった時、
僕に課せられる義務と責任を何となく肌で感じながらも、
その時もやはり僕の心中はキャリアアップだったと思います。
(想像する新たな境遇に戸惑いつつも・・)
小・中・高校の教員になる(もっと言うと幼稚園・保育園の先生も)ためには
学生時代に教育実習があり、教員採用試験がありますが、
変な話、大学の教員には教授、准教授、講師、助教と大層な肩書きが付くにも関わらず
教員免許など持っていません。。
つまり、その分野に関する専門的な知識は持っていても、
学生教育をするための教育は全く受けていないのです。
講義を受け持つようになった当初は、講義前日に必死で勉強し直しました、、。(ニガワラ
それでも、講義・実習を円滑に進行させるための術など知らないからぶっつけ本番という感あり、、。
(その科目(僕の場合は材料ね)の内容を『知ってる』のと、
学生に知ってることを(解りやすく)『教える』ことは全く違う次元ですからね。
環境は違えど、大学の先生は最初はみんな同じ様なもんだと思いますが。)
ある時、ふと思いました。
大学にこれから先どれぐらいいるか分からないけど、
こうして教え続ける以上はこれではいけないんだろうな と。
教育に関してもちゃんと自分なりの『信念』を持って取り組むべきだ と。
そう気づいたのは、心に少し余裕が出てきたからというのもあるでしょう。。
そこで初めて、学生がわれわれ教員に何を求めているかを考えるようになりました。
前述した通り、われわれは学生教育に関する教育を受けたことはないし、
学生教育に関するマニュアルがあるわけでもなく、おおよそは我流です。
僕の元上司が言っていました。(以前にも書いたかもしれないけど)
「僕たちは学生時代に教育実習をやってきたわけでもなく、
教員になるための教育を受けてきたわけでもないですからね。
上手く教えられなくて当たり前なんですよ。」
・・・。
自分の置かれている立場を把握できておらず そういうことを平気で宣い、
自分自身何も変えようとしない、変わろうとしないヤツは
ク ソ(以下かも・・)
だと思います。
(因みにその先生、学生からの評判が異常に悪い、、、)
なんだか書いてるうちに長くなってしまいました、、。
ということで、この話は第二部へと続くのです。。