前回に続き講演の話。
『趣味』とまで言っていいのか分かりませんが、
面白そうな内容なら わざわざ時間を割いてでも講演を聴きに行っています。
『歯 科以外』の話をです。
歯 科以外の話は未知なだけに、
素直な気持ちで耳を傾けることが出来るような気がします。
(同業の話は良い話も悪い話も想像が付くだけに、
今ひとつ感動と新鮮味に欠ける・・と思ってしまう、、。)
ずっと先の話ですが、とっても楽しみにしているのが
ある学会での中村 修二 先生 の特別講演です。(来年1月 in 東京)
中村修二先生と聞いてピンときた方は少ないと思いますが、
中村先生は2000年からカリフォルニア大学サンタバーバラ校で教鞭を振るっています。
日本にいる時はとある中小企業に勤務していたのですが、
その時に青色発光ダイオード
の開発・実用化に成功しました。
発光ダイオードはL.E.D.(Light Emitting Diode)のことで、
それまではどうしても青色だけが出来ませんでした。
正確に言うと、出来ていたことは出来ていたけども、
とてもじゃないけど実用化レベルではなかったんです。
それを独自の方法で実用化レベルまで成功させました。
それによって何が出来るようになったかというと、
各種(色)のL.E.D.を混ぜることによって白色L.E.D.ができました。
(光は全ての色を混ぜると白色になる)
だからここ数年急速に普及しつつあるL.E.D.電球
が出来たのです。
もっと言うと、最近普及してきているブルーレイレコーダー(プレイヤー)
も
中村先生が青色L.E.D.を本当の意味で開発したからです。
歯 科だと、最近CR用の光照射器
に青色L.E.D.が使われ始めました。
(ペンタイプの照射器ね。高輝度(=光度が高い)ので10秒以内で重合させられる。)
当然これも中村先生のお陰です。
中村先生の著書は何冊も読みました。
僕が憧れ、尊敬する研究者の一人であり、
いつか講演を聴いてみたいとずっと思っていました。
また、ここ数年ノーベル賞にもノミネートされています。
(残念ながら今の所 受賞はなっていませんが・・。
「 斬新な『理 論』は評価されるが、『モノ作り』」は評価されないのがノーベル賞だ。」
という やや悲観的なコメントを本人は残しています、、。)
しかし、もしも今年受賞したら来年の講演はえらいことになる!
と、密かに思っています。
今からどんな話が聴けるかとっても楽しみにしています!
本 持って行ってサインしてもらおっと ♡
(近くならみなさんにも声をかけたいんですけどね。
それに僕はその学会の主催者側じゃないので ねじ込めないし、、。)
。。。少し余談。。。
中村先生がまだ日本の企業に勤めていた時、
青色発光ダイオードの特許権を巡りその会社と訴訟になりました。
つい最近までその訴訟は続いていた(最高裁まで)のですが、
判決後の会見で
「この国の司法は腐りきっている!」
と、堂々と言い放った時はシビレました。。 