ヘルペスウイルスは落ち着いたのに、この不調はなんだろう?
眼科の先生も目には異常がないという。
このころは正体不明の症状に不安でいっぱいでした。
そして、その理由が判明するのはそれから3ヶ月ほどあと。
相変わらず瞬きがしづらく、瞼も下がっている目のことが気になって、形成外科に相談に行きました。
そのころは帯状疱疹がきっかけで眼瞼下垂になってしまったと思っていたので、その治療ができるかどうかを聞きたいと思ったのです。
すると私の話を聞いた先生は、「それは帯状疱疹のせいで神経が傷ついたからだよ。一時的なもので、神経が修復すれば元通りになるから大丈夫」とのこと。
瞬きがしづらいのも、瞼が持ち上がらないのも、涙が出ないのも、すべては神経が傷ついたからで、帯状疱疹後神経痛のひとつだというのです。
目にはいろんな神経があって、瞼を持ち上げる、涙を出す、というすべての動作に神経がかかわっている。
それが帯状疱疹のせいで誤作動を起こしているというのです。
帯状疱疹後神経痛=皮膚に感じる痛みだけかと思っていたので驚きました。
が、同時に原因がわかってホッともしました。
確かに目に感じるピリっとした痛みは、皮膚の痛みと通じるものだったように思います。
その後、これらの症状はだんだん軽減してきて、半年ほどして消失しました。
久しぶりに左目から涙が出てきたときはすごく嬉しかった!
(ネットフリックスで「愛の不時着」を見て号泣していたときでした)
こういうわけで、私の帯状疱疹後神経痛の苦しみは半年ほどで幕を閉じたのでした。
ただ、ここから眼科通いはまだまだ続くのです。
ヘルペスウイルスによる炎症はかなりひどく、眼球にも後遺症が出てしまったのです。
こちらはまた書きます。