退院後、帯状疱疹のほうはカサブタもとれて、急性期のような激しい痛みはなくなりました。
代わりに始まったのが、いわゆる帯状疱疹後神経痛といわれる後遺症。
このあたりは毎日症状をメモしていたので、かなり詳細に記録が残っています。
全部は書き切れませんが、最初はこのような感じ。
1日目
顔のかゆみが出始める。ティッシュでフワッと撫でられるような嫌なかゆみ。夜寝ているときはおさまる。
7日目
かゆい。発疹が出ていない頭皮やおでこもかゆい。帯状疱疹が出た神経が繋がっているせいだとか。お昼にフォーを食べたら一瞬かゆみがおさまった。香辛料のおかげ?
10日目
かゆみは減ってきた。代わりに眉間から鼻の付け根がピリピリと痺れる感じがする。神経の症状が変化してきた?
17日目
朝から弱いかゆみで目が覚める。眉間がピリピリ、たまにズキッと痛い。でも夕方には少し楽になる。
帯状疱疹後神経痛はこのあともまだまだ続くのですが、
・かゆみ
・ピリピリとした痺れ
・ズキッと押されるような痛み
という症状がメインでした。
病院で言われたのは、かゆみや痺れを感じるのは帯状疱疹で破壊された神経が頑張って修復をしているということ。
だから、悪いことではない。
じゃあどれくらいで神経は修復されるのか、こうした症状が消えるのか、というのは「個人差があるからわからない」とのこと。
なかには一生続く人もいる…。
「kikiさんは40代と若い(帯状疱疹を患った人の中では)から一生続くということはきっとない。ひとまず半年を目安に様子を見てみて」と言われました。
この時期は1日中、痛みのことばかり考えていました。
帯状疱疹の急性期に比べたら、痛みのレベルはマシなのかもしれません。
でも、毎日のように痛みが変化していく不安、そして、いつまで続くかわからないというのが本当にしんどかったです。