2015 | ALS,kawatetsuのブログ

2015

人工呼吸器をつけて早や一年。

無事に「生きる」ことが出来ています。

けど、常に危険と隣り合わせなんです。

先日の夜間帯のこと、
消灯してすぐパソコンの入力スイッチが故障しました。
(スイッチは空気センサーの手入力です)

こうなるとパソコン操作はおろか呼出ベルも鳴らせません。
ヘルパーさんに気付いてもらうしかないのです。

必死に体を揺らし続けました。
低圧吸引を噛みかすかに音を出し続けていました。

なかなか気付いてもらえず、
時が経つにつれ体は痛み恐怖に襲われていきました。

たった2メートルの距離にいるヘルパーさんが遥か遠くに感じます。

90分が経ち、ようやく私の異変に気付きました。

なぜ90分も気付かなかったのか!

たった90分で気付いたのか!

これはどちらともいえてしまいます。


なぜなら、
とあるヘルパーさんなら1分で気付きます。

その人は常に気をはっていて、かすかな音や動きを見逃しません。
一咳するたびに「大丈夫ですか?」と確認してくれます。

逆に、
とあるヘルパーさんなら朝まで気付かないかもしれません。

その人は常に爆睡で、呼出すと目は虚ろロレツもまわりません。

だんだんエスカレートし呼出しても一回で起きないこともありました。

三回呼出して起きない時はさすがに怒りました。

ほほ耳のタオル、
目の所の「タオル」を低くする
「眠るのはかまへん、けど呼出して起きられへんねやったら寝るなよ。
いいかげんにしとかなあかんで、酔ってんか?シャキッとせえよ」と

注意してからはちゃんとするようになりました。
駄目なとこもあるがいいとこもたくさんあります。

こんな感じでみんな人それぞれです。


私はヘルパーさんなしでは「生きる」ことができません。

たった一つのミスと機械の故障が重なれば「死ぬ」かもしれません。

その日の前日夜中のこと、
痰のせいか呼吸が苦しくなり何度もアンビューしてもらいました。

この一年で苦しくなるのは、たしか三度ほどありました。
呼吸器の数値もVT400から250まで落ち込みます。

呼吸器をつけていても安心できるものではありません。

もし、
この日の故障の時に呼吸苦に陥ってたら…

90分気付かれなかったら…

想像するだけでゾッとします。


最近はヘルパーさんの向上とともにQOLも向上し、
株を業とすることで日々忙しく楽しく過ごせていました。

それが、
寝たきり生活にマンネリしALSの怖さを忘れさせていましたが、
今回のことで改めて再認識させられました。

「死は常に隣あわせ」だということ。

ヘルパーさんのミスは私自身の責任でもあり、
機械の故障も私の自己責任です。
(スイッチは二ヶ月前から不具合があり、業者に頼んでいる最中でした)

いろんな経験をすることで、いろんな課題が生まれます。

失敗は次へ進むヒントになり、
それを自分への成長とし日々精進して生きたいと思います。


遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。

2015年も
今まで以上によろしくお願いします。