ビフォーアフター
呼吸器を付ける前のこと。
なぜか、
胃ろうから栄養を入れると、
全身がしんどくなり車椅子に座ってられなくなります。
滴下スピードを下げ400mlを2~3時間かけて、
朝晩2回の計800カロリーを一日の摂取量としていました。
胃ろうというものがかなり億劫になり、
口から食べられるのも少量ということもあって、
かなりの栄養不足でした。
そして呼吸器装着後、
胃ろうしても全くしんどくなる事は無く常に絶好調です。
不思議ですが、
呼吸機能と関連はあるみたいですね。
今は400mlを朝昼晩、
計1200カロリーと毎食前の白湯250mlを45分で注入しています。
呼吸器を付ける前とえらい違いです。
変わったのは身体だけではありません。
思いも変わりました。
どういうことかというと、
人工呼吸器は一度付けると外す事はできません。
生きる希望を失っても、生かされ続けます。
もし、自分の意思で外すことができたら…
もし、尊厳死が認められていたら…
ほとんどの人が呼吸器を付けたと思います。
呼吸器をつける決断をして生きることを選びました。
しかし、自分の意志通り生き続けることができるのか?
今はそんな疑問と不安があります。
吸引の度に外す呼吸器、
取り付けが甘いと急に外れたりします。
もし一人の時にはずれたら…
誰にも気付かれなかったら…
今は生きることだけでなく、
死ぬことも他人の管理下です。
呼吸器を付ける前は、
はずせない恐怖がありましたが、
つけた後は、
外れる恐怖の方が大きいです。
命、
生死は管理されているんです。