私のセブ島ボランティア。 | Infinite Connection

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私たちINCONNEは“教育の充実から国の充実へ”をモットーにしている関西最大規模の学生ボランティア団体です。ラオス南部のノンテノイ村に幼稚園と小学校を建設、現在はそれらの教育プログラムの充実と中学校建設、医療支援や道路整備を並行して活動中です。

こんにちは。今日のブログは、土井昌樹がお送りします。拙い文章ですが、よければ最後までお読みください。


今回のブログのテーマは、ラオスでのスタディーツアー・日本での活動のin JAPANを終えてというテーマです。僕は今回のスタディーツアーには参加が出来なかったのですが、個人でフィリピンのセブ島にスタディーボランティアツアーに行ってきたので、そちらに関してブログを書こうと思います。


皆さんは、セブ島と聞いてどんなイメージを浮かべますか?世界的にも有名なリゾート地、綺麗な海に白い砂浜。そういったイメージをもっていると思います。


しかし、セブ島の全てがそういって観光地というわけではありません。むしろそういった地域は少ない方かもしれません。

僕が今回のツアーで中心に見た地域は、墓地で生活する人や、山の集落で過ごす人たち、ゴミ山のそばで生活する集落。そういった地域がセブ島にはたくさんありました。

なぜ、そういった人達が生まれるのでしょうか?


実は、こういったいわゆる貧困街ができる原因の一つは、セブ島のイメージである観光地にも関係しているのです。フィリピン政府やセブ島の自治体は、セブ島を観光スポットにする為にホテルやカジノ、ショッピングモールを作ろうとした際、都市部の住人達に立ち退きを迫り、住人達から土地をどんどん奪い、こういった観光地を発展させていったのです。


では、都市部から追い出された人達はどこへいったのでしょうか?そう、先程述べた墓地や山の中に集落を作って生活しなければならなくなったのです。


一見、華やかな場所でも一歩違う道を歩けば全く違った世界がある。


誰かの幸せの為に誰かが不幸になる。そんな場所を減らしていきたい。そう思ったセブ島でのボランティアツアーでした。


最後までお読みいただき、ありがとうございました😊     


関西学院大学

土井昌樹