こんにちは!藤枝です!😊🍉🎐
今回のブログテーマは「あなたが伝えたい日本or世界の問題」……日本、世界、ニホン、セカイ…どちらにしようって迷いました。
ですが、授業でとある日本の問題を知り、とても考えさせられたので、今回は日本の問題についてお話しします。
突然ですが、
『保育園落ちた日本死ね』
という言葉をご存知ですか?
匿名のブログでつづられていた文の一部で、2016年流行語大賞ベストテンにランクインし、「日本死ね」と冠した賞を日本の国会議員が受けとったとして話題にもなりました。
全文では、子どもを保育園で預けて働きたいのにできないという悲痛な叫びと怒りが荒々しい言葉で書かれていました。
日本では、少子化問題が常々上がっています。もちろん、対策として社会保障を充実させようと国は動いているのでしょうが、現実は、国民から「日本死ね」という罵倒を叫ばせているという事実。
このブログがきっかけで待機児童問題が改めてクローズアップされました。
では、なぜ待機児童がでてしまうのか、それは、保育所の定員がいっぱいいっぱいだから、です。
答えは単純。
ですが、その答えには根深い問題があります。
そもそも、保育所の定員が少ないのは、子どもを見る保育士の数が足りていないからです。
保育所というのは、単なる託児所ではなく、発達を促す場で、保育士は専門職です。そのため、保育士になるには国家試験を突破しなければなりません。
国家資格の保育士、ですがその待遇は長時間労働に低賃金と、実態は厳しいそうです。
そのため、わざわざ国家試験を通過してまで働きたくないと感じる人は少なくありません。
このままでは、
‘ 保育所に子どもを預けながら、働けない。
なら、子どもは産まない。’
となり、少子化問題は一向に解決に向かいません。
少子化問題という大きな問題のためだけでなく、今を生きる親たちとその子どものためにも、一刻も早く保育士の待遇改善をしてほしいと願っています。

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私たちインコネは、ラオスへ学校建設を中心とした教育支援活動をする上で、常に「勢い」を大切にしています。
それは、私たちの支援を遅れないようにすることで、よりよい環境で教育を受けられる子どもを、1人でも多くしたいという想いからきています。
何かを遅らせれば、その分何かが失われていくというのはどんなことでも明瞭です。
この待機児童問題で、早く、早く、行動していかなければいけないと改めて感じたのと同時に、表面化していない問題に対しては、声を出して叫ぶことの大切さを知りました。
知らなかったことを知って、行動する人が増えていけば、日本も、世界も、問題は解決の一途を辿っていけるのではないでしょうか。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
運営部 2回生
武庫川女子大学
藤枝春香