彼らの10年後 | Infinite Connection

Infinite Connection

私たちINCONNEは“教育の充実から国の充実へ”をモットーにしている関西最大規模の学生ボランティア団体です。ラオス南部のノンテノイ村に幼稚園と小学校を建設、現在はそれらの教育プログラムの充実と中学校建設、医療支援や道路整備を並行して活動中です。




サバイディー!
企画部の和田富優が担当します^_^


今回のスタディーツアー7thは私とって4回目のラオス訪問でした。

4回のスタディーツアーを振り返ると、ひとつひとつの色が違い、ラオスやノンテノイ村を見る視点も少しずつ変わっていったように思えます。
そして、その色がだんだん濃くなっていったように思えました。

私がINCONNEに所属して2年と少し。この時間の中で村には幼稚園が建設され、小学校3部屋分も建設されました。現在は残りの小学校2部屋分の建設を待って、次なる目標の中学校建設費用達成までもあと少しとなりました。

村に新しい学校が建ったこと。
それは子ども達がより安全に勉強が出来るようになったこと、勉強意欲が上がったことだけでなく、立派な緑色の学校は村人の心までをも 前向き にしたのです。


私がノンテノイ村に訪れる度に仲良くしてくれる10才の男の子がいます。
彼は私たちの訪問にいつもニコニコと笑顔で迎え入れてくれます。
少しシャイで大人しく、かと思えば楽しそうに友達とグランドを駆け回り。少しだけ運動音痴だけど手先は器用で。
私が座ると同じように隣にちょこんと座り込み、かと思えば1人でフラーっと教室にある教科書や絵本をペラペラめくり始めます。
今回私たちが用意した糸電話を不思議そうに、楽しそうにずーっと教室の端っこで友達と遊んでいたり。





ノンテノイ村の小学校に通う子ども達は経済面や交通面で中学校進学を断念してしまう生徒が約半数いることがヒアリング調査で分かりました。

おそらくこの秋から5年生になる男の子。その男の子の未来は?



私たちの活動は本当に彼らの為になっているのか?
村に訪れる度により強く思います。
私たちの活動は彼らを守る事が出来ているのか?


今は10才の男の子。その10年後、20年後に彼に会い、村に建てた新しい校舎や数々のプロジェクト等、思い出話に花を咲かせることが出来たら。
幸せの定義なんて国それぞれで人それぞれで、けれど私たちが彼らの「幸せ」の色を増やす存在でいれたら。
10年後、20年後の彼らが「幸せだ」と言ってくれたら。


その為に私たちはいつでも彼らの為に、前を向いて手をつないで共に歩んで行くことを再確認することが出来ます。

彼らは、あの村は私の原点であり、結果です。




次は2回生のひかりです(*^_^*)
一言でまとめると個性的、、、。笑
彼女が感じたスタディーとは!?
是非明日の更新をお楽しみに~