島根県はPRが下手なので、あまり知られていませんが、

単位面積当たりの有機農業(環境農業)の割合が全国トップクラスです。
 
同様に、これもあまり知られていませんが、

島根県は県を挙げて「半農半X」を推奨しているのです。

 しかし、具体的な施策が不十分なため、最近は伸び悩んでいるのが実態です。

 私は10年前に川口由一さんの「自然農」と出合い、

それをもっと多くの人に知ってもらおうと考えて、

それまでの勤めを辞めて、今のような活動を始めました。

その過程で「ぐうたら農法のすすめ」で知られる
西村和雄先生(京都大学農学博士)と出合い、

西村先生から多くのことを教えて頂いたのですが、
その中でも、マコモとフランス菊芋、そしてヤブツルアズキのことを教えて頂いたのは、とても大きな財産になっています。

 

          

 

 テレビの全国放送でマコモと菊芋の素晴らしさが紹介されたこともあって、
今年はいよいよマコモと菊芋が大ブレイクしそうな予感がしています。

 そこで、先日「ふるさと島根定住財団」にも提案したのですが、
これから「半農半X」を目指す人たちに示す農業モデルの一つとして、
私たちが取り組んでいる
『環境農業を広める会』のサポート会員制度やランチ会など、環境農業の生産者と地域の消費者、それに飲食店を直接繋いでいく仕組み創りと、
『出雲國まこもの会』で取り組んでいるマコモの普及活動、
またフランス菊芋(紫菊芋)やヤブツルアズキの普及活動などを、

これから積極的に広報していこうと考えています。

 来週には県の担当者と会って提案する予定です。

 これから世の中全体が大きく転換して、よりまともな社会が実現していく中で、基本産業としての農業も本来の在り方を取り戻していく必要があります。
健やかで豊かな生活を成り立たせる土台は、「食」と「水」と「空気」、そして「意識」です。
農業の問題は農業者だけでなく、消費者にとっても飲食店関係者にとっても非常に重要な問題です。
消費者の皆さんにも、大いに関心を持って頂いて、「環境農業」を実践している生産者を応援して頂けたらと、強く願っています。

  ※ご参考までに、『環境農業を広める会』のブログと『出雲國まこもの会』のfacebookページをリンクしておきますので、よろしければ、ぜひご一読下さいませ。

  『環境農業を広める会』のブログ
    http://blog.livedoor.jp/izumo_kankyounougyou/

 

 『出雲國まこもの会』のfacebookページ
   https://www.facebook.com/izumo.makomo/