昨年の大晦日も、八重垣神社(松江市)の大祓え神事とともに行なわれた茅の輪くぐりに、
『出雲國まこもの会』の有志が奉納したマコモの葉を使って頂きました。


                      

 

 私も大祓えの神事に参列させて頂き、心身の穢れを祓い浄めて頂きました。
そして、いよいよ2018年(平成30年) 大転換の年が、マコモの正月飾りとともに明けました。
(写真はイメージです)

                 

 

  今年は『出雲國まこもの会』や『環境農業を広める会』の活動がさらに広がっていきそうな状況です。

マコモに関しては、マコモ・パウダーを混ぜて漉いてもらっている和紙で壁紙に続いて障子紙も好いものが出来、また壁紙を神社で使って頂けるようにもなってきました。
また、マコモ・パウダーもこれまでよりさらにきめの細かいものが出来ることになり、今年は用途が大きく広がっていきそうです。

しかも、今年は出雲大社周辺の「神門通り商店会」でもマコモ・パウダーを使った商品の開発を進めて頂けることになりそうです。

マコモタケも新たな長期保存法のヒントが得られそうですし、各種の漬け物などの商品開発も
進めていけそうです。

  活動の開始から今年で3年目に入る『環境農業を広める会』のネットワークも、生産者・サポート会員・飲食店とも少しずつ広がっていきそうです。

「食の大切さ」をもっと多くの人たちに知ってもらうこと、地域の自然環境を守っていくこと、耕作放棄地を活用すること、そして島根の良さを県外の人たちにもっと知ってもらうことが、
『環境農業を広める会』の目的です。
そのためには、環境農業を実践している生産者と消費者や飲食店とが繋がって、皆で一緒に自然や健康を守り、地域を大切にしていくような仕組みを創ることが必要です。
農業初心者の私がこの活動をするようになったのは、さまざまなご縁で繋がった人たちのお蔭です。そのご縁に感謝しながら、これからも少しずつご縁の輪を広げていこうと思っています。

 奇しくも今年は、世の中がいろんな意味で大転換する年になるようです。
これまでの常識や価値観が通用しなくなったり、自然界や社会のざまざまな面で大きな変化が起きると思われます。
しかし、それらは全て、まともな世界に変わっていくために必然・必要なことであり、長期的には好い方向に進んでいくと、私は考えています。
その流れの中で、自分として今出来ることに全力を尽くすのみです。


「人事を尽くして天命を待つ」
 

そういう心境で2018年(平成30年)の元旦を迎えました。

皆様、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます。