世間はゴールデン・ウィークに入っていますが、
私は福島原発の行方を気にしながら、やっと本格化してきた春の農作業に
精を出す毎日を過ごしています。

 農園では、エンドウ豆やソラ豆、イチゴなどの花が咲いたり、ジャガイモの芽が出てきたり、
箱に種を播いたキュウリ、トマト、カボチャ、ズッキーニなどの芽が出てきたりして、
だいぶ賑やかになってきたところですクローバー
(写真はスナックエンドウの花です。)

島根たけしのブログ-スナックエンドウの花



  さて、一昨日はエコビレッジつながりでお誘いのあった映画『降りてゆく生き方』の
上映会で、奥出雲町に行ってきました。

この映画は2年前から全国各地で自主上映会を展開しており、TV等での派手な宣伝活動を
していないにも関わらず、今までに約5万人が観ていて、中には、10回以上も見たという人や、
この映画を見て生きる勇気をもらい自殺を思いとどまった人などもいるそうです。


 この映画へのスタッフの想いを、以下に引用しておきます。


 映画「降りてゆく生き方」は、「右肩上がりの経済成長が終焉した現代において、私たちはどのように生きたらよいのか」「孤立して無縁化してしまった日本社会で、どうしたら心のつながりを取り戻せるのか」という、「これからの私たちの生き方」をテーマとした作品です。
戦後、日本人が一丸となって求めた物質的、経済的な豊かさを、想像以上の形で実現、享受しました。
ところが現代社会において、豊かになるどころか、年間3万人を超える自殺者、蔓延するうつ病、格差社会、若年層に広がる凶悪犯罪...逆に、数々の問題が山積し、多くの日本人が進むべき方向、未来への希望を見失っています。
そんな絶望的な状況においても、未来への希望を見い出したい...その想いで、その想いに共感する数々の仲間とつくりあげた作品が、映画「降りてゆく生き方」です。


 これは正に私たち『日本エコビレッジ研究会』が提案しているこれからの生き方に
ピッタリつながってくるものです電球

 私は、この映画を観て改めて、自分の今の生き方は間違っていないという確信を
抱きました。

 映画の上映会後に行われたスタッフとの交流会には約80人が集まり、
そこで新たな素晴らしい出会いもたくさんありましたが、中でも、
この映画の脚本・製作を担当された森田貴英氏や、撮影・編集を担当された赤川修也氏、
それに音楽を担当された柴木明浩氏らと大いに意気投合し、
昨日はスタッフの皆さんを『大庭自然農園』にご案内して、
農園オーナーの周藤さんとも歓談していただきました。

 スタッフの皆さんは、『神の国』島根県の一種神秘的な雰囲気や熱い島根県人も、
自然いっぱいの『大庭自然農園』も大変気に入ってくださった様子で、
またぜひ島根に来たいと仰っていただきましたわーい(嬉しい顔)
(写真は、農園の近くにある『神魂(かもす)神社』にご案内した時のものです。)


島根たけしのブログ-神魂神社での映画スタッフ



 なお、この映画の公式サイトは、

 
http://www.nippon-p.org/index.html

です。