昨日の午前中、エコビレッジのM理事長と、『大庭自然農園』の近くにある
『八重垣(やえがき)神社』前の茶店&土産物店『八重』で協議をしていたところ、
あとから3人の男性グループが店に入って来られました。


島根たけしのブログ


何気なく見たら、そのうちのお一人は、農園の田んぼでの作業で時々お世話になっている
造園業のIさんでした。
そこでIさんと挨拶を交わしたら、そのIさんがM理事長を見て、
「数年前に道端でお会いしましたね。」と言われたのです。

 実は、Mさんがまだ川崎で社長をしておられた頃に松江に帰省された折り、
夜近所を車で走っていた際にホタルが飛んでいるのを見かけて、
道に車を停めて眺めていたところに、
偶然Iさんが通りかかって声をかけられたことがあったらしいのです。
(MさんとIさんとは、そのときが初対面だったそうです。)

そのときのことをお二人が話されていたところ、Iさんと一緒に来られた男性
が(実は、この人は『八重垣神社』の総代さんだったのですが)、
「私らは、最近ホタルの復活に取り組んでるんだよ。」と言われたのです。

そうしたら、今度はMさんが、「実は私は環境関連の会社を長年やっていたので、
ホタルの生態に関する知識もあり、ホタルの復活事業には関心があります。」
と言われて、それからしばしホタル談義に花が咲いて、
今後エコビレッジとしても地域のホタル復活事業に積極的に関わっていきたい
という話に発展しました。

 これ自体、全く不思議なご縁という感じがしますが、もっと不思議なのは、
実は私は先日から「冬期湛水農法」で有名な岩澤信夫さんの本を読んでいて、
その中にホタルの復活のことが書いてあり、ちょうどMさんとそのことを
話そうと思っていたところだったのです。

 『八重垣神社』は、ヤマタノオロチ退治で知られるスサノヲノミコトとイナダヒメ
とを祭ってあり、“縁結びの神様”として有名な神社ですが、
こういう形で縁結びをしていただけるとは予想外であり、とても嬉しいことです。

 今後この『八重垣神社』周辺の地域で無農薬栽培を広めていき、
ホタルの復活だけでなく、豊かな自然の生態系の復活に取り組んでいけたら素晴らしいなと、
新たな夢が膨らんできたところです。

なお、『八重垣神社』に関する説明のあるサイトが、下記にあります。

 http://www.shinbutsu.jp/45.html