ハイスクール 1話 あらすじ② | INFINITE ∞むはんがーるず∞

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結局、再びウヒョンの元へ戻ってきたスルビ。

ウヒョンの友人ギスがトッポッキを食べるのを見て、自分もやってみようと食べ方をインプットします。

スルビ:(口に入れる、噛む、飲み込む…オッケーイ。)


天使だからね、人間の食べ物を食べたことがないんですよねw





そして1番苦労するのが箸の使い方。

わざとやってんだろ?と呆れてスルビにスプーンを渡すウヒョン。







ミス・ゴンに何歳なの?と聞かれて、「そんなの数えたっことないけど?」と答えるスルビ。

適当にウヒョンと同じ!と答えて18歳ということになりました。

ウヒョン:お前、俺より下なのに嘘ついてるんじゃないだろうな?


そしてスルビは店に置かれたアルバイト募集の看板を見て、自分がアルバイトをすると言い出します。

反対するウヒョンですが、ウヒョンを助けてくれたのだから、いたいだけここにいなさいと言うミス・ゴン。






ギスと夜の河川敷にやって来たウヒョン。

ギス:本当に全く怪我しなかったのか?それってすげぇ神秘的だな。

ウヒョン:そうだよな…?車も少しもへこまなかったんだ。

ギス:ところで、転校はいつするんだ?もういっそのことうちの学校に来ちゃえよ。うちの学校の方が女子はイケてるぞ。

ウヒョン:俺にできることは何もない。






モテるってのも大変だな、と他人事のギスからバイクを奪って帰るウヒョン。

この2人の友情もいいですね、これからもきっと重要な役になるであろうギスくん。

ギスはウヒョンとは別の高校に通っていて、ウヒョンの担任がジニョン母と仕組んで転校させようとしているのがその高校なんですね。





ウヒョン:ミス・ゴーン!今日もいっぱい稼ぎましたねぇ。

ミス・ゴン:何か用かい?

ウヒョン:ミス・ゴォ~~ン!

甘えてお金をねだるウヒョン、可愛いです(〃ω〃)


ミス・ゴン:こら!キレイに洗った手で汚いお金を触らないの!

ウヒョン:汚い汚いって言いながら、ばあちゃんが1番好きなものじゃん。

ミス・ゴン:歳を取ればお金が1番の力になるのさ。あ、そうそう、これおまえの誕生日だからって。






ウヒョン:父さんが送って来たの?

ミス・ゴンがウヒョンに渡したのはアメリカにいるウヒョンの父からのプレゼントでした。

毎回同じようなものを、同じサイズで送ってくると飽きれ気味のミス・ゴンにウヒョンは言います。

ウヒョン:寧ろ母さんみたいにお金で送って来いって言っといて。





お前にやる、とプレゼントをスルビに投げやるウヒョン。

ソンヨル家だけでなく、こちらも何だか深い事情アリっぽいです…


そんなウヒョンに事情を知らないスルビは、お母さんはどこ?お母さんは一緒に住んでないの?と尋ねます。






慌てたミス・ゴンは、疲れたようだから早く寝なさいとウヒョンに言います。

ウヒョンは「俺は転校しないからな」と一言残して部屋を出ようとしますが、そのあとを枕を持ってついていくスルビ。






ウヒョン:お前まさか、俺と一緒に寝るつもりか?

スルビ:ダメなの?ドラマではみんな一緒に寝てたけど?

ウヒョン:次の場面は?

スルビ:んー…真っ暗だったけど?

ウヒョン:ちゃんと見てはいるんだな。ばあちゃん、気を付けて寝るんだぞ。


ウヒョンが出て行ったあと、ミス・ゴンはスルビに言います。

これから二度とウヒョン前でお母さんの話はしてはダメよ、と。もしも話をしたらこの家から出て行かなきゃならなくなるわよ、と。

なんで?と理由を聞き返すけれど、教えてもらえず渋々頷くスルビ。





自分の部屋に戻ったウヒョンは机の下から、boxを取り出します。

その中には、今まで集めたお金が…今日もらったお小遣いもしっかりとその中に入れるウヒョン。






冒頭にも出てきた金の鍵のネックレスを触りながら、何かを想うウヒョン。

ウヒョン:俺の母さんはどこにいるんだろう…


と、そこへジニョンから電話が…







ジニョン:ごめんね…

ウヒョン:もうこれ以上会うのはよそう。俺退学になりたくないんだよね。それから、いくら辛くても死ぬのはよせよ。





それだけ言い残してウヒョンは去ろうとしますが、ジニョンはそれを引き止めます。

ジニョン:私を助けようとしてこうなったんだから、私がお母さんにちゃんと話して…

ウヒョン:それを俺に話せって?

ジニョン:絶対にあなたを転校なんてさせない!なんとしてでも私が阻止するから!!

ウヒョン:俺の転校はやっぱりお前の母親にかかってるってことなんだな。

ジニョン:私と付き合ったら、転校しなくていいようにするから。だから私を信じて。





ここで、こっそり付いて来ていたスルビを発見したウヒョンはこっちに来いと手招きします。

ウヒョン:ごめんけど、もうやめにして帰ってもらえる?彼女が来たからさ。






ウヒョン:何しに来たんだよ、こんな遅くに~。

スルビ:えぇっ?

ウヒョン:行こう、遅くなった。






スルビに彼女役をさせて、その場から逃げるウヒョン。

わけもわからず連れて行かれるスルビはキョロキョロw

ウヒョン:いいから振り向くな。

ジニョン:ちょっと!シン・ウヒョン!この最低男!!







そのまま逃げ出して来た2人は夜の道を並んで歩きます。

ほどけたスルビの靴紐を結んであげるウヒョン。


スルビ:うわぁ!結ぶの上手ね!私はできなかったのに。

ウヒョン:さっき、彼女って言ったこと…

スルビ:大丈夫!よくドラマで見たことあるもん。なんか…面白い!それに私は女友達で合ってるでしょ?男友達じゃないじゃない。全く違うってわけでもないから。
(韓国では彼女も女友達のこともヨジャチングと表現します。)

ウヒョン:寧ろ男友達でもしてろ!






スルビ:あんた本当に転校しないの?それって悪いことなの?

ウヒョン:………

スルビ:悪いことなんだね…

ウヒョン:悪いことじゃないよ。…思い出を奪われることさ。

スルビ:思い出を奪われる?それじゃぁ悪いことじゃない!

ウヒョン:消したい思い出もあるからさ。

スルビ:奪われたり、消したり。あぁ~複雑。人間は本当に複雑ね!

ウヒョン:お前、まるで人間じゃなみたいな言い方するんだな。






スルビ:一体いつ戻るのかな…いつ戻れるのってば!見て!私はここにいるよーっ!!

ウヒョン:僕もここにいますよーっ!!

空に向かって叫んで、顔を見合わせて笑う2人。





ウヒョン:お前一体誰に話してるんだ?

スルビ:ふふっ。

ウヒョン:あぁ~ホントに。イカれてるな。






次の日、スルビは豆を使って箸の練習しながら、先輩天使と会話中。

スルビ:それじゃぁ私はあとどのくらい人間として過ごすの?

先輩天使:俺が方法を探すまでだ。

スルビ:もし探せなかったら、人間として生活して死ぬの?

先輩天使:探せなかったらそうなるだろうな。

スルビ:死ぬですって?先輩、お願いだから先輩が方法を探してよ。

先輩天使:だけど、これは何をやってるんだ?

スルビ:分かったんだけど、人間の基本は箸使いなの。これで食べて生活していくのよ。人間たちが食べるものは結構イケるのよ、先輩も一緒に食べれたら…





先輩天使:お前は人間じゃない。忘れるな。

そう言って立ち上がる先輩天使。


スルビ:先輩…ごめんね。

先輩天使:何が?人間になったこと?

スルビ:分からない…ただ、全部。





歩き出した時、ちょうど店に降りてきたウヒョンとすれ違う先輩天使。

スルビ:ダメ!!そいつは避けて!!!






ウヒョンが原因で人間になってしまったスルビは、先輩天使を心配してそう叫びます。

でもウヒョンには天使の姿は見えないので、何のことかさっぱり分かりません。







ウヒョン:何してんだ?誰と話してたんだ?

スルビ:…1人でいたけど?

ウヒョン:お前…まだあの時の衝撃で?頭痛いのか?

スルビ:痛いって何?どんなの?

ウヒョン:マジか…ばあちゃん!まだこいつ正気じゃないみたいだ!





と、そこにトッポッキ注文の電話がかかり、注文を受けるウヒョン。






ソンヨル宅。

母親がご飯だとソンヨルを呼びに来ますが、わざとヘッドフォンをつけて無視したり、ソンヨルは相変わらずの態度。

言葉では通じないと紙に筆談を試みる母親ですが、「好きな時に食べる」と、それも破り捨ててしまいます。

そんなソンヨルを見て母親はボソッと一言。

「私もあんたと食べるの嫌なのよ」


そんな嫌な雰囲気の中、早く食べようと2人を呼びに来るソンヨル父。

そこへピンポーン、家のチャイムが鳴ります。







配達にやって来たウヒョン。

なんと注文したのはソンヨルの家でした。

しかし、何時住所を確認しても頼んでいないと言い張るソンヨル母。





ソンヨル父:お前だな?

ソンヨル:お腹がすいたので。






ソンヨルが勝手に注文していたことを聞き、「何でこんなに来るの遅いのよ」とぶつぶつ言いながらウヒョンに5万ウォン札を渡すソンヨル母。

ウヒョン:おつりは1000ウォン札しかないんです。

ソンヨル母:カードは大丈夫よね?

ウヒョン:カードは事前に言ってもらえれば機械を持って来るんですが…

ソンヨル母:じゃぁ私にどうしろっていうのよ。

ウヒョン:すみません。おつりを揃えて来なかった僕も悪いので、今回はどうぞ美味しく食べて、次にまた支払いを。


すっと素直に品物を渡すウヒョン、できた子です。

韓国ではこれ、実はよくあることで、だいたい配達の場合は現金支払いが喜ばれます。しかも5万ウォン嫌がられたりw

カードも事前に言っておかないと、カード機械持ってきてねぇよってことがあるんですね。





そこへまたも助け舟の代名詞のような男、ソンヨル父が登場。

1万ウォンをウヒョンに差し出します。






ウヒョン:ありがとうございます。あ、それと次回からは1万ウォン以上からの配達になります。最近ガソリンの値段が高くて。

ソンヨル母:あら、そうなの?それじゃぁ次からは他の店に頼まないとね。

ウヒョン:それでも構わないですけど、味はうちの店が最高ですよ!うちの祖母の味は保証します!次回値段を合わせて頼んで下さったら、サービスしますよ。





ウヒョン:美味しく召し上がって下さい、次もお待ちしてます。

ソンヨル父:分かった、お疲れ様。


呆れて家の中に入ってしまったソンヨル母とは違い、めちゃめちゃ良い人なソンヨル父。

ますますソンヨル家の内情が気になります。






さすがのウヒョンもイラッとしたようで、ソンヨル母の態度についてぶつぶつ。

そこへ電話が…

ウヒョン:え?分かった、すぐ行く!






食事中のソンヨル宅。

ソンヨル母:最近食欲がないみたいだから、明日から料理教室にでも通おうかしら。

ソンヨル:どうせ習うなら宮中料理でも習ったらどうですか?

ソンヨル父:ソンヨル、昨日事故にあった人だけど、どうなったのか気にならないのか?

ソンヨル:僕は母さんがどうしてるかの方が気になりますけど。


ソンヨル、ああ言えばこう言う状態!

ご飯もほとんど食べずに自分の部屋に戻ってしまいます。


ソンヨル父:あいつ…!一体誰に似て…

ソンヨル母:いいのよ…まだ私に慣れなくてああなんだから。

ソンヨル母はソンヨル母で、ソンヨル前と父親の前とでは態度が全然違うので、ソンヨルはそれも気に食わないんですね。






部屋でドラムを叩くソンヨルの元に、再び母親が食事を持ってやって来ます。


ソンヨル:演技大賞取れるんじゃないですか?

ソンヨル母:あなたも新人賞くらいはいけるんじゃない?

ソンヨル:猫かぶりめ…

ソンヨル母:ある程度のうわべは礼儀でありマナーよ。地面まで全て見えてしまったら、あっという間に飽きるわ。

ソンヨル:人の家庭を破綻に追い込んだ人が学校で倫理を教えてるって?本当に笑える話じゃないですか!?

ソンヨル母:その人があなたの新しい母親でもあるでしょう。破綻の原因は私にはないし、私はそのことに責任を取ろうとここに来た人間なの。

ソンヨル:違いますね。先生でなければ父さんは、母さんとは絶対に別れなかった。

ソンヨル母:私を評価してくれるのはありがたいんだけど、大人のことは大人に任せて、あなたは勉強でもしたらどう?今回の試験は難しいらしいから。





全く悪びれる様子もなく出て行く母親にソンヨルは苛立ちを隠せません。

再婚した母親は、学校で倫理を教えている先生なんですね~






ウヒョン宅は再び問題発生!

以前スルビが車に落書きをした件で、ジニョン母が1千万ウォンを賠償しろと書類を持って店にやって来ました。

本当にあなたがしたの?と尋ねるミス・ゴンに言葉を濁すスルビ。

そこにウヒョンが到着し、こうなった理由を尋ねます。


ウヒョン: これも僕の転校と関係があるんですか?

ジニョン母:あなた頭は良く回るのね。言ったはずよ?この先一度でも娘に会ったらただじゃおかないと。でも昨日の夜呼び出したそうじゃない。

スルビ:おばさんの娘が呼び出したのよ!!

ウヒョン:お前は黙ってろ!!僕は転校しませんよ。

ジニョン母:行かなくてもいいわよ。そしたら私は1千万ウォン受け取って、あなたは退学!

ウヒョン:能力があってお金持ちのそちらが、ジニョンを他の学校に移す方が簡単だと思いますけど?

ジニョン母:それは違うでしょう。うちの娘が他の学校に行って1位になれる保証はないもの。だからあなたが行きなさい、そしたらこの1千万はチャラにしてあげるわ。


どうしてもウヒョンを転校させたいジニョン母の要求に困っていると、ここでついにミス・ゴンが爆発します。

「 ウヒョン、お前は転校するな!!」と立ち上がったミス・ゴン。

ミス・ゴン:このお金は全部私が返してやるから!二度とうちのウヒョンの前に現れるんじゃないよ!もし現れたら、その日があんたの命日だ!!





ミス・ゴン:退学?あんたの人生も退学にしてやろうか!!

スルビ:そうよ!このおばさん!本当に最悪ね!

おたまとしゃもじで応戦する2人w


しかしウヒョンはそんなスルビを外へ連れ出します。


ウヒョン:お前は外に付いて来い。






ウヒョン:お前がやったのか?お前が落書きしたのかって聞いてんだ!

スルビ:……あんたが悔しそうだったから。あのおばさん、悪い人だから!

ウヒョン:お前の方が悪い奴だ!人このことにあれこれ口を挟んで問題を起こして!お前のせいで俺は、

スルビ:私はあんたを助けようと思って…

ウヒョン:誰が誰を助けるって?自分の名前もどこに住んでるかも分からない奴が誰を助けるって?

スルビ:それは…

ウヒョン:もう俺はお前なんか知らない。

スルビ:私はあんたしか知らないの!






ウヒョン:俺がお前をもう知らない。だから消えてくれ。いかないのか?なら俺が消えてやるよ。





スルビ:ウヒョナ!私、世界で知ってる人間あなたしかいないの!一緒に行こうよ!






ウヒョン:何でよりによって俺なんだよ!俺は俺のことだけで精一杯なんだよ!お前に会ってからろくなことないじゃないか!ついて来るな!






そう言って走り去って行くウヒョンと、1人残されてしまったスルビ。




残されたスルビはどうなるのか、字数の関係で続きます。



翻訳:Hamu