カチンコ「アジャストメント」、調整という意味ですが、この映画の場合の調整とは、人の運命と人生は、システム的な管理の元に調整されているという意味で使われています。

癒しの ひと時。ヒーリングルーム・アンフィニ

主演のマット・デーモンというと「ボーン」シリーズで、すっかりアクション系のイメージが定着しているので、ポスターやチラシのイメージからてっきり緊迫感のあるSFアクションを連想していました。


ビックリマーク観てみると、これはスピリチュアル分野の作品で、全体としてはファンタジーっぽいヒューマンドラマというかラブロマンスというか、分野のくくりがしずらい不思議な作品でした。

この前の「ヒアアフター」とか、最近、マット・デーモンこういう分野の出演が多いですね。

ビックリマークSF要素やアクションを期待してると拍子抜けするかもしれませんが、♪私個人としては、楽しめました!。


「人の人生の運命の流れは、決まっているのか、それとも不規則に展開されていくものなのか」、誰でも何回となく考えた事はあるのではと思います。


ビックリマークこの映画の場合、人間の現実のこの世と、いわゆる高次のあの世の関わりを、ある種の現実に近い社会管理システムのように描かれていて、それぞれ人の人生は、スピリチュアル分野でよく表現されるアカシックレコードという、それぞれの人生全体が記録されて蓄積されて高次元の管理員によて管理されてる様がサラっと軽く描かれていています。

ただ映像表現が、現実の社会の役所のような感じで描かれていているので、全くファンタジー的な映像で表現されていないので、スピリチュアル分野にあまり関心を持ってない人だと、ただの役所と局員に思えてしまうかもしれません。


ビックリマークこの映画を観て思ったのは、高次元や霊界といっても、ある種の社会システムで構成されてる方が、この世のとの関わりが延長線上にあって自然にも思える節もあります。

最近SFモノやスピリチュアル分野で、重なり合うパラレルワールド(平行世界・平行宇宙)という概念もよく聞くようになってきましたが、小説や漫画や映画などは、少し先の未来に理解される事柄を、その作者が敏感に感じて表現される事が多いので、現在この時代になって、スピリチュアルの分野が、ようやく宗教的な呪縛からも離れて、より自由な観点で理解が深まってるように思えます。


「人の強い情熱や愛は、運命の壁を超えられるか?」は、やはり永遠のテーマかな。