カチンコ今年のアカデミー賞、2部門ぐらい受賞してたと思いましたが、今週に、もう1本見た映画で、ボクシング映画の「ザ・ファイター」です。

癒しの ひと時。ヒーリングルーム・アンフィニ

映画グーボクシングの題材の映画は、けっこう盛り上がる面白い作品がありますが、先々月の邦画の「明日のジョー」も良かったですが、この「ザ・ファイター」も、なかなか波乱にみちたドラマ性と迫力のファイトシーンの盛り込まれた楽しめる力作でした。


人が何かに、ひたむきに打ち込んで様々な障害を乗り越えて頑張る姿って、とても感動しますが、ボクシングというこの種目は、特にストイックな感じが強く、昔の映画の「ロッキー」以来、ボクシング映画は、挫折から這い上がっって目標に向かうドラマの王道ですね。


やりきれない不遇の状況や障害も、最終的に自分の事として全て受け入れることができた時に、初めて人生が開けていくというのは、様々な物語の作品のテーマになっていますが、やはりそういう事はドラマだけでなく信じていきたいものです。


ひらめき電球助演男賞を取った、クリスチャン・ベールのどうしようもなく落ちぶれていくボクサーの弱さと挫折感の、やさぐれたキレた演技は、さすがです。

誠実な感じのバットマンの時の、同じ役者とは思えないほどで、本当に役者魂を感じます。