呼吸を通じて気を巡らせる【五行】肺金(はいきん)

漢方ケアでは、

カラダの不調を見立てるときに、

その不調はどこからきているのか、

陰陽・気血水・五臓六腑

などのいろいろなモノサシを使って、

みていくことになります。

今日はその中の

五臓の【肺金】(はいきん)を

お伝えしていきます。

呼吸を通じて気を巡らせる

呼吸で得る天の気「空気」
これで、後天の精を補っています。

呼吸って大事！！

【肺金(はいきん)のはたらき】宣発・粛降作用（せんぱつ・しゅくこうさよう）
呼吸を通じて、古くなった濁気を吐き出し
新鮮な清気を取り入れて
体内の気を入れ替えます。

【肺金が弱ると・・・】・咳がでる、ひどい場合は喘息に
・鼻水や鼻詰まりになる
・皮膚疾患がでる（アトピーなど）
・落ち込んだりふさぎ込みがちになる
・乾燥によって便秘になりやすい
・花粉症
など・・・

【肺金を活かすために】・朝は窓を開け換気をする
・深呼吸を癖にして、よい空気をたくさん吸う
・外気や外敵から肺を守る（マスクや加湿器など）

【おすすめ食材】・白菜、大根、山芋など白い食材
・みょうが、白きくらげ、こんにゃくなど肺に潤いを与える食材

漢方では、
この五行のバランスが整っていることが、

健康と考えます。

１つ１つの特徴をとらえ、

不調の時はどこの部分の

バランスが崩れているのかな？

と自分に問いかけてみましょう。

そして、その部分の

ケアをしてあげてください。

私たちには

自然治癒力

という力が本来備わっています。

この治癒力を最大限に

引き出してくれるのが

漢方ケアです。

自分のカラダを管理できるのは

自分自身です。

漢方を味方にして、

いつまでも健やかで

過ごせますように。

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