後輩で 通称 “くり”と言うやつがいます ドンガラ(ガタイ)が大きく やく〇みたいな顔してますが 気の優しいイイ奴です
彼が 小学校低学年の時の話し
学校から帰ってきた くりは おもむろに オカンに尋ねる
「オカン 家で ウサギ飼ってもえ~ん」
あかんよ ウサギや どうせ面倒みれんようなって
あたしが 大変なんやから
「絶対 俺が 面倒みるから~」
絶対あかん!
しかし 実は くり は 飼ってもいいと 言ってくれると思い込んでいて ウサギを連れて帰ってきていたのです
そして 庭に隠していました
仕方なく 明日 山にでも逃がしてやろうと 今晩はオカンに内緒で 庭に隠す事にしました
逃げたら いけないので ちょっと無理がありますが むしかご に ウサギをいれました
むしかご全体が ウサギいう感じで 前も後ろも判らんような状態です
そして ウサギを隠すことに成功した くり は知らん顔して 晩ご飯を食べてました
ちょうどいい事に おかずに 人参スティックがあるではないですか~
くり は そ~っと 人参をポケットに入れ 後で 持っていってやろうと 計画を立ててました
そして 夕食後 抜き足忍び足で 庭にいき 人参をあげようとしたその時 向こうからオカンが歩いてきてるでは ないですか
くり は 焦って ウサギの口に人参を突っ込み 急いで その場を立ち去りました
オカンには 見つかっていません
そして 安心した くり は明日 どこに逃がそうかと思案しながら 眠りにつきました
次の日の朝
むしかご全体のウサギのお尻に 人参スティックがささったまま 死んでいました
前と後ろが慌ててわからなかったんでしょう……かわいそうな話しですが
前も後ろも判らんような
むしかごに ウサギを入れたら いけません
ウサギさん ゴメンなさい