「伊右衛門」は、サントリーと福寿園のコラボレーションによって開発され、ペットボトルの緑茶飲料として2004年3月16日に発売された。
伊藤園の「お〜いお茶」、キリンビバレッジの「生茶」とあわせて、現在ペットボトル緑茶三大シェアの一つであり、シェアは2位である。
コンビニエンスストアに関しては、シェア1位。
通常版のほか「濃 伊右衛門」や特定保健用食品指定の「特茶」、期間限定版などのバリエーションが存在する。
ペットボトルが一番売れる店舗はコンビニエンスストアであると考えサントリーは、ペットボトルの販売に先立ち、当時の日本での最大手であるセブン-イレブンに協力を要請、発売日に合わせて売り場から他社商品を取り下げる合意を締結した。
発売直後はそれといった宣伝はされていなかったが、初期出荷本数は180万ケースと、当社がこれまで発売された無糖茶飲料の中でも最大規模となり、初年度の売上が700億円弱と大ヒットした。
特に、店頭用500mlのペットボトルに関しては発売当初、あまりのヒットぶりに工場でのペットボトル容器自体の生産が追いつかないという事態が発生した。
その為サントリーは一時期の間、伊右衛門の製造工場をすべて閉鎖し、出荷と発売も休止し、その期間中に製造体制を拡大させた(休止中も缶製品などは販売されており、その間も流されていたCMは340g缶を使用していた)。
またそのことが話題となり、さらに人気に火を付ける結果となった。
竹筒を模した独特なデザインのペットボトルが特徴である。
しかも底部には、竹の切り口を模したエンボス加工が施されており、細かい工夫がされている。
ちなみにこのペットボトルは自動販売機用と、店頭用とで分かれている。
店頭用は中央部分がすぼんだ、竹に似たやや細長い形状である。
その為、特に中央部分は凹みやすいという欠点がある。
自動販売機用では通常のペットボトル同様、ほぼ寸胴である。
これは、自動販売機自体の寸法的な仕様や、自販機への補充時に商品が正しく装填されるようにと、落ちる際の衝撃から守るという理由からだと思われる。
また、形状に第一世代と第二世代があり、キャップなどが若干変更されている。
なお、この竹筒デザインの計画と製造には大日本印刷が深く関わっている。
私はアド界の帝王、サントリーのCMの勝利と考えます。
博報堂とHAKUHODO DESIGNによって制作された。
キャッチフレーズは、『豊かなお茶の愉しみを、京都・福寿園のお茶。』
伊右衛門:本木雅弘、その妻:宮沢りえ
伊右衛門の父:中村敦夫、伊右衛門の弟子:濱田岳
妻の父:夏八木勲 、妻の姉:山咲千里 / 秋本奈緒美
妻の友人:鈴木杏樹 / 喜多嶋舞 / 上原さくら
夏の客人:野田秀樹、茶問屋:ベンガル
茶農家:井川比佐志 、秋の茶会客:樹木希林 / 夏木マリ
粋人:奥田瑛二 、師匠:三國連太郎
ナレーター:松川新
近年売れに売れている「トクホのお茶」。
コンビニで売れる商品つくりのためには、容器のサイズも重要な要素となってくるようです。
伊右衛門(サントリー)、おーいお茶(伊藤園)、生茶(キリンビバレッジ)、十六茶(アサヒ飲料)、爽健美茶(日本コカ・コーラ)など、有力な商品がひしめき合うお茶飲料カテゴリー。
健康ドリンクを取りあげた前回の記事でも少し触れましたが、コンビニエンスストアで扱う飲料の中でも、水・コーヒーと並んでよく売れているカテゴリーです。
そんなお茶飲料カテゴリーのなかで、一定のポジショニングを保っているのが特定保健用食品のお茶飲料、いわゆるトクホのお茶です。
これらは総じて高単価ですが体脂肪がつきにくい、血圧を抑えるといった様々な効果があると公に証明されている為、健康を気にする中高年などの層から根強い人気を誇ります。
