こんにちは☆ ちぃです(*┃∀┃*)ノ
ある人から
『ゲイの人や男性同士のカップルが自分たちのこと“BL”って言わないのに、レズビアンの人や女性同士のカップルの人たちは自分たちのこと“百合”って言ったりするのはなんで?』
……と素朴かつ、小難しい質問をしてきました。
※主にサブカルチャーにおいて、男性同士の恋愛を『BL』、女性同士の恋愛を『百合』と表現することが多いですが、他にも表現方法はあります。
確かに疑問ですよね。こうも実際の恋愛とサブカルチャーにおいて離れている感じが。
では少しずつ紐解いていきましょう。
まず『BL』に関しては主にアニメ、マンガ、同人などで使われ、BL読者が生み出した言葉とされている。
反面『百合』はもともとが「女性同士の恋愛の隠語」であり、同性愛者らが生み出した言葉とされている。
※諸説あり
この差は大きいかも知れない。もともとの言葉からBLのサブカルチャー要素が強いんですね。
ちなみにBLの対義語として「GL」、百合の対義語として「薔薇」があるけれど、特に薔薇はサブカルチャーにおいて使用頻度はかなり低い気がする。
次に言葉そのもののイメージ。
『百合』は花の名前からきているだけあって、華やか、綺麗、美しいといった好意的なイメージがあるのに対して
『BL』は腐女子、腐っている、などの「腐」と文字のいうマイナスイメージもあるので、実際の男性同士の恋愛をBLと表現するのには抵抗がある人も多いのかも。
別に男性同士の恋愛が腐ってるって言ってるワケでもないんですけどねぇ(-ω-;)
……だけどBLには『耽美』というイメージもあるハズ……難しい。
よく聞く話として「実際の男性同士の恋愛とBLの恋愛は違う」という意見から「BL=実際の男性同士の恋愛」に違和感を感じる人は多いからかも知れない。
では「(サブカルチャーにおいての)百合」はどうだろうか?実際の女性同士の恋愛と百合がかけ離れているとはあまり聞かないが、マッチしているとも聞かない……ここら辺はどうなのだろうか……。
そもそも『恋愛事に対しての向き合い方』で性差があり、故にBLと百合のような差が生まれるのかもしれない。
……とまぁいろいろ語ってきましたが、結局は『サブカルチャーにおいてカテゴライズされた言葉(BL)か、同性愛者ら本人が生みだした言葉(百合)か』の違いなのだと……勝手に解釈しています。
実際、第三者がカテゴライズした言葉よりも、当人たちが生み出した言葉の方が好意的に使われるケースが多いようです。
「ホモセクシュアル」よりも「ゲイ&レズビアン」
「トランスセクシュアリズム」よりも「トランスジェンダー」
「トランスベスタイズム」よりも「クロスドレッサー」とかとか。
言葉もできれば好意的な言葉の方がいいですよね(*┃∀┃*)
ただ言葉は移りゆくものなので、もしかしたらBLもいつかは同性愛者ら自らをさす言葉として定着するやもしれませんけどね(*ゝω・*)
それもひとつの可能性。
ではでは(*┃ω┃*)ノシ
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