よく「○○で同性婚が可能に!」というニュースで目にする『同性婚』
本当に『同性婚(※性別を問わない婚姻法案)』ということもあるのですが、実は『シビルユニオン』のことだった、なんてことも多いのです。
ではシビルユニオンとはなんぞや?同性婚とは違うの?という疑問も出てくるかと思いますので、ちょっとお答えできたらなと。
まず『シビルユニオン』とは、結婚に似た法的に承認されたパートナー制度若しくは法案のこと。
では「結婚に似た」とはどういうことか。
そもそも「結婚(婚姻)」のシステムが各々の国や地域で違うのですが例えば「(神からの)洗礼がない」とかそういうので、あくまで「結婚に似た法律」という感じ。
このあたりは政治や宗教が複雑に絡み合う故の策なのかなと。
『同性婚』とは違うのか?
あくまで「結婚に似た法律」なので「結婚(婚姻)」とは違うのと、国や地域によっては異性間でも利用可能な制度なので
「同性婚=シビルユニオン」ではないみたいですね。
また国によっては同性婚とシビルユニオンを両方採用しているところもあるみたいです。
ちなみに『シビルユニオン』という名前は全世界共通ではなく『シビルパートナーシップ』『ドメスティックパートナーシップ』などなど。
では、同性婚とは違うのに、なんで日本の報道ではシビルユニオンを『同性婚』って言っちゃうのか。
単純に文字数やら分かりやすさやらでしょうね。
もし『○○でシビルユニオン法が可決!』なんて見出しよりも『○○で同性婚が可能に!』のほうが目に止まりやすいからかなーと。
まぁ、本末転倒感はありますが(-”-;)
ちなみにですが、日本でも一部の区や市で採用されている『同性パートナーシップ制度』とは違います。
日本のはあくまで『条例』でシビルユニオン(法律)のような法的効力はありません。
ここらへん知らない人が多くて、たまに「日本でも○○では同性婚できるんだよね!」と言われたりするので、ちょっと困ったり。
でもひょっとしたらこれから日本の報道やニュースでも『シビルユニオン』の名前を目にすることがあるかもしれませんね
花嫁は元男子。
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