ここのところの物価指数がどうなっているかご存知でしょうか?
総合というのがすべての品目を含む物価指数の推移ですが、
通常、値動きの大きい生鮮食品を除く総合指数を見ます。※二段目
すると、鈍化しながらも6月にはなんとか持ち直そうとしている様子が確認できると思います。
しかし!注目して欲しいのは、
エネルギーを除く物価指数です。
みごとに鈍化しているのがわかります!
ここ最近、原油価格が大きく上昇しているのはご存知でしょうか?
原油価格が物価指数全体を押し上げて持ち直そうとしているように見えてしまっているだけで、それを除けばハッキリと鈍化しているという現実が見えてきます。
政府、日銀がインフレに誘導しようとしているなかで、
これは真逆の動きであり、
再びデフレ状態になってしまうのではないかという危機感を感じさせます。
ここのところの国内景況感は数字でも鈍化の動きが出ています。
それと連動するものでもあり個人的には真剣に受け止めた方が良いと思っています。
幸い、まだ円安、株高傾向を維持しており、
輸出が堅調なのは救いかもしれません。
ただしここのところ貿易戦争懸念に加えて、
日本では地震や豪雨などの災害も発生しております。
日銀金融緩和からもう5年が経過!
一向に物価目標を達成する気配すらありません。
今後の日本はどうなってしまうのでしょうか?